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手ぬぐいで簡単子ども服 肌触りさらり、型紙不要も

8/13(月) 11:30配信

京都新聞

 蒸し暑い日が続く中、さらりとした肌触りの手ぬぐいを使った子ども服や小物作りが人気だ。手ぬぐいは大きさが決まっているなど初心者でも扱いやすく、京都市内では手作り教室も開かれている。
 洋裁教室を主宰する難波幹子さん(39)=北区=は毎年6月に、子ども用の手ぬぐいズボンの講座を開催している。一般的な手ぬぐい(幅約35センチ、長さ約90センチ)1枚で、100サイズまでの半ズボンを作ることができる。横長に置いた手ぬぐいを半分に折り、股部分にあたる左右の両端をカット。2枚になった手ぬぐいの股ぐりと股下をそれぞれ縫い合わせる。ウエストを折り返して縫い、ゴムを通して出来上がり。手縫いでも2時間ほどで完成するという。
 「型紙がない場合も、手持ちのパジャマの形を参考にすればできますよ」と難波さん。手ぬぐいを横向きに使うので、柄が縦方向でないものがお薦めという。
 子ども用の帽子やふんどしパンツを提案するのは、看護師の資格を持ち、働く母親を支える活動をする小林エリさん(40)=中京区。帽子は手ぬぐいを四つ折りにし、輪が下になるように縦長に置く。下部をつなげたまま頭の形に切り、4枚になった頭部を縫い合わせ、下部を折り返してゴムを通す。汚れてもすぐに洗え、畳めばポケットにも入る。
 ふんどしパンツは手ぬぐいを半分に折り、両端にゴムを通し、ひもでつなげるだけと簡単。大人も使え、市内で開くワークショップで好評という。「手ぬぐいは綿100%で肌触りがよく、丈夫なのでがんがん洗える。ふんどしパンツは普通のパンツのように締め付けないので、血流もよくなります」
 難波さんも小林さんも、自身の子どもや自分用に作り始めたのがきっかけ。「娘は手ぬぐいズボンばかりはきたがる」(難波さん)ほど愛用しているという。2人はほかに、保冷剤を入れて首に巻く「ネッククーラー」の作り方も教えている。
 手ぬぐいはさまざまな色柄があり、選ぶのも楽しみの一つ。多種多様な手ぬぐいを製造販売する「永楽屋」(中京区)では現在、約500種類を扱っている。使用する糸の本数が多く、生地の密度が高いため、「深い色や細かい柄が表現できる」と14世細辻伊兵衛社長は話す。

最終更新:8/13(月) 17:58
京都新聞