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【全米プロ最終日】ウッズ涙の2位 魅せたタイガーチャージ!

8/13(月) 11:54配信

東スポWeb

【ミズーリ州セントルイス12日(日本時間13日)発】今季のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」最終日(ベルリーブCC=パー70)、4打差を追って6位からスタートしたタイガー・ウッズ(42=米国)が8バーディーを奪う猛チャージを見せた。最後は2打及ばず、64のラウンドで通算14アンダーの単独2位に終わったが、ギャラリーは大熱狂。強いウッズが本当に帰ってきた。優勝は通算16アンダーでブルックス・ケプカ(28=米国)がメジャー3勝目を挙げた。

 18番で6メートルのバーディーを決めてギャラリーの喝采を浴びたウッズはホールアウト直前、思わず涙ぐんだ。首位のケプカをあと一歩まで追い詰めながら勝てなかった悔しさはもちろん、女性スキャンダルや度重なるケガなどによる長いブランクから、メジャーで優勝争いできるまで戻ってきた充実感。万感の思いが込み上げてきた。

 序盤から猛チャージをかけた。2番パー4でアイアンでのティーショットを左の池ギリギリのラフに入れたものの、ここからピンの右1メートルにつけてバーディー先行。続く3番パー3の第1打はピンの右50センチのスーパーショットで連続バーディーを奪った。

 その後、6番をボギーとしたが、タイガーチャージは止まらない。8番パー5では第1打を左に曲げ、ギャラリーの中に打ち込んだが、2打目をグリーン右手前のバンカーまで運んで、バーディー奪取。9番パー4でもアイアンでのティーショットを再び、左のギャラリーの中に打ち込んだが、ここから3メートルにつけて、連続バーディーで力強く右拳を握り締めた。

 前半は一度もフェアウエーをとらえられなかったが、4バーディー、1ボギー。ピンチをチャンスに変えるのも、ウッズの強さのひとつだ。

 後半の11番パー4では7メートルのバーディーパットがカップの縁で止まってがっくり。だが、直後の12番パー4で1・2メートルを決めてバーディー。13番パー3の3メートルのバーディーパットは、入る前から左手でパターを高々と掲げ、王者の風格を漂わせた。この日3度目の連続バーディーで13アンダーまでスコアを伸ばし、この時点で首位と1打差。ギャラリーのボルテージは最高潮に高まった。

 しかし、まとまりつつあったティーショットが大きく右に曲がり、どうしても取りたかったはずの17番パー5はパーセーブがやっと。18番のバーディーで意地を見せたが、15度目のメジャー制覇には届かなかった。

「できるだけバーディーを取ろうと懸命にプレーしたが2打足りなかった。肝心なところでショットが曲がってしまったが、仕方ない。みんなが応援してくれて、心からありがとうと言いたい。できればもう一度メジャーを勝ちたい」と語ったウッズだが、完全復活が近づいているのは間違いない。米ツアーの年間ポイントランクは47位から26位まで浮上する見込み。今季、メジャーでの復活Vはならなかったが、プレーオフシリーズが残っている。2009年以来となる3度目の年間王者の可能性もありそうだ。

最終更新:8/13(月) 11:58
東スポWeb