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まるで内川!“二松学舎の職人”右打ちの右田が神技V打/甲子園

8/13(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 第100回全国高校野球選手権大会第8日第1試合(二松学舎大付5-2広陵、12日、甲子園)得意技で勝負を決めた。同点の七回一死二、三塁。右打者の二松学舎大付・右田が広陵の右腕・森悠(3年)の初球を華麗に右打ち。一、二塁間を破る決勝2点打を放ち、一塁上で右手を大きくベンチに掲げ、喜びを爆発させた。

 「自分は右投手の方が得意。チャンスだったので、初球から外角だけを狙った。抜けてくれて、最高です」

 “名人芸”を磨いてきた。「小さい頃から名前が右田なんだから、右打ちを練習しろといわれてきた」という“宿命の男”は右打ちを徹底。極意は「ポイントを引きつけて、右腰を入れて右方向に引っ張る意識」。ソフトバンク・内川を目標に、投球マシンを緩い球に設定し、引きつけて打つ練習を反復。「右打ちはチームで一番うまい」と、主将の平間も感心の打撃技術を手に入れた。

 東東京大会決勝では5打数無安打。「打ちたい欲が強くて体が開いてしまっていた」。大会第8日の登場となり、十分な練習期間でもう一度右方向への意識を徹底させた。原点回帰の右打ちで、初戦から右方向へ2安打。「お立ち台はあこがれでした」と初々しい笑顔をみせた。

 2年連続の初戦突破だが、夏はまだ2勝したことがない。「まずは8強の目標をクリアしたい」と右田。頼もしいリードオフマンの復調で、チームの調子も右肩上がりだ。