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済美・山口直、13回熱投184球「終わってほっとした」/甲子園

8/13(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 第100回全国高校野球選手権大会第8日第3試合(星稜11-13x済美=延長十三回タイブレーク、12日、甲子園)13回184球の熱投。済美の山口直哉投手(3年)が、最後までマウンドを守りきった。

 「勝ったというよりは、終わってほっとしたという感じです。仲間が逆転してくれたので、なんとしても点はやらないという気持ちで投げていました」

 一回に5失点とつかまったが、「逆に切り替えられた」とその後は粘りの投球。八回には右膝に死球を受けるアクシデントも「自分が投げないとダメ。この仲間で野球がしたい」と痛みに耐えながら腕を振り続けた。

 愛媛大会も一人で全5試合を投げ抜いた。先発完投にこだわるのは訳がある。OBの兄・和哉さん(22)の応援で聖地を訪れたとき、マウンドに立ち続ける当時のエース・安楽智大(現楽天)に魅了された。「新チームが始まったときから全試合完投が目標。甲子園では『マウンドは譲らん』という気持ちは特に強いです」。初の夏の甲子園制覇の瞬間まで、鉄腕エースはマウンドに立ち続ける。