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日本、米にサヨナラ負け準V 上野、249球の執念も実らず

8/13(月) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇ソフトボール世界女子選手権最終日 日本6―7アメリカ(2018年8月12日 千葉市・ZOZOマリンスタジアム)

 2大会ぶりの優勝を狙った日本は、決勝で宿敵の米国にタイブレークの延長戦の末に6―7で逆転サヨナラ負けを喫した。3位決定戦でカナダを3―0で下し、準決勝で敗れた米国と再戦。2日連続で延長戦にもつれこみ、3時間超えの死闘となった。今大会無失点だった上野由岐子(36=ビックカメラ高崎)が2連投したものの、7失点。上野頼みの投手陣の層の薄さが最後に命取りとなった。

 決勝の162球目、3位決定戦を合わせればこの日249球目だった。延長10回裏、2点のリードを守り切れず、さらに2死二、三塁のサヨナラのピンチ。打球が左翼線を抜けると、上野は天を仰いで立ち尽くした。

 「自分も投げてて年を取ったなと。みんなが6点取ってくれてるのに7失点するピッチャーもどうかなと思った」。今大会6勝を挙げ、防御率0・00。変わらぬ日本の大黒柱として君臨してきたが最後に打ち砕かれた。

 前日の準決勝は休養し、満を持しての登板だった。3位決定戦はカナダを完封し、わずか3時間半後の決勝で再び先発。しかし2点のリードをもらった3回裏に逆転の3ランを浴び、2点を勝ち越してもらった延長10回裏に再び3失点と、らしからぬ姿をさらした。

 エースのアボットが延長から登板した米国投手陣との層の違い。日本は27歳の藤田にメドが立ったが、23歳の浜村が大会直前のケガで起用できなかったことも響いた。そもそも浜村と18歳の勝股は上野も「まだ使ってもらえるレベルじゃない」という段階で、簡単には負担は減らせない。浮き彫りになった課題と米国から6点を奪った打線の収穫。東京五輪に向け米国との激闘から得たものは少なくない。