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「雨模様」は雨が降ってる or 降ってない? 人によって答えがズレる日本語クイズ

8/13(月) 12:00配信

ねとらぼ

 皆で同じものを使っているはずなのに、よく調べると意外と細部が異なっているのが、言葉。例えば、「話のさわり」は話の“要点”が本来の意味にもかかわらず、話の“最初の部分”として使っている人が多いのだとか。一定数の人が使っている以上、「これが正解、あれは間違い」と決めつけるのは難しいかもしれませんが……何だかややこしい話だなあ。

【すべての解答】

 今回は、そんな「本来の意味、言い方からズレている日本語」をクイズ形式でまとめてみました。人によって理解の仕方が違い、言葉のトラブルを招きやすいところなので、ぜひ一度ご確認を。

問題

Q:愛想を振りまく
Q:雨模様=雨時々くもり?
Q:石つぶて
Q:垣間見せる
Q:悪事と分かりつつ実行するのが「確信犯」?
Q:喝を入れる
Q:敷居が高い=上品すぎて行きにくい?
Q:議論が煮詰まる=行き詰まる?
Q:ぬれ手に泡
Q:熱にうなされる
Q:眠気まなこ
Q:火ぶたを切って落とす
Q:不測の事態を予測する
Q:フリーの客
Q:募金を呼びかける
Q:有名選手を輩出した
Q:断トツの1位
Q:「企業による学生の早期採用」は青田刈り?
Q:過半数を超える
Q:将棋を打つ

答え合わせ



















Q:愛想を振りまく
A:本来は「愛嬌を振りまく」。

Q:雨模様=雨時々くもり?
A:本来は「雨が降りそうな空模様」。つまり、実際に降っているわけではない。

Q:石つぶて
A:つぶて自体に「小石を投げる」という意味があり、「石つぶて」は避けるべきとされる場合が。

Q:垣間見せる
A:垣間見る=すきまからチラッとのぞく。「垣間見『せ』る」は不適切とされることがある。

Q:悪事と分かりつつ実行するのが「確信犯」?
A:本来は「信念などから“正しい行い”と信じて犯罪を犯す人」。

Q:喝を入れる
A:本来は「活を入れる」。

Q:敷居が高い=上品すぎて行きにくい?
A:本来は「不義理などをしてしまい、その人の家に行きにくいこと」。

Q:議論が煮詰まる=行き詰まる?
A:本来は「十分に意見が出て、結論を出す段階に達すること」。近年は「議論が行き詰まる」というネガティブな意味で使われることも。

Q:ぬれ手に泡
A:本来は「ぬれ手で粟(あわ)」。

Q:熱にうなされる
A:本来は「熱に浮かされる」。

Q:眠気まなこ
A:本来は「寝ぼけまなこ」。

Q:火ぶたを切って落とす
A:本来は「火ぶたを切る」。「幕を切って落とす」と混同した表現といわれる。

Q:不測の事態を予測する
A:不測=予測できないこと。「不測の事態を予測」は矛盾した表現といわれることがある。

Q:フリーの客
A:もともと日本語に「“振り”の客(予約、紹介がない客)」という表現があった。意味と音が似ていることから、英語「free」に置き換わった?

Q:募金を呼びかける
A:「募金=寄付金などを募ること」として、「寄付を呼びかける」が適切とされることがある(この理解だと「募金を呼びかける」は「寄付金を募ることを呼びかける」となる)。
Q:有名選手を輩出した
A:本来は自動詞で「~が輩出した」と使われる(例:有名選手が輩出した学校)。

Q:断トツの1位
A:断トツ=断然トップの略。「断トツの1位」は重複表現とされることがある。

Q:「企業による学生の早期採用」は青田刈り?
A:意味的には「青田買い(収穫前の田を買い取ること)」が適切とされる。

Q:過半数を超える
A:「選挙である政党の獲得議席が半分を超えたとき」などに使われる。だが、過半数自体に「半分より多い」という意味があり、重複表現とされる。

Q:将棋を打つ
A:将棋をプレイすることは「将棋を指す」という。囲碁などの場合は「打つ」が使われる。

ねとらぼ

最終更新:8/13(月) 12:00
ねとらぼ