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阪神・福留、糸井と競弾&猛打賞 止まらん!8月打率・480

8/13(月) 6:00配信

デイリースポーツ

 「DeNA12-5阪神」(12日、横浜スタジアム)

 まだ諦めていない。投手陣が失点を重ねて連勝が3で止まり、4位に転落した金本阪神にあって、福留孝介外野手(41)が右越え11号ソロを含む3安打。先制の14号2ランを放った糸井嘉男外野手(37)とともに気を吐いた。14日からは首位・広島を京セラドームに迎えての3連戦。8月打率が・480と絶好調の福留が先頭に立ち、鯉のマジック点灯を阻止する。

【写真】笑顔で出迎える糸井とハイタッチ

 41歳の打棒に陰りは見えない。大敗の中、一発を含む3安打猛打賞と気を吐いた福留。これで8月の月間打率は驚異的とも言える・480へ上昇。マジック点灯阻止をかけた14日からの広島3連戦(京セラドーム)へ、ベテランのバットが鍵になってくる。

 初回に二塁前方へのゴロを懸命の全力疾走で内野安打とすると、続く糸井の先制2ランに結びついた。2点ビハインドを背負った四回先頭の第2打席では、カウント2-1から今永のスライダーを完ぺきに捉え、右翼席上段へ突き刺した。

 打った瞬間に確かな手応えを感じたのか、納得の表情で一塁へ歩み出した背番号8。糸井とのアベック弾はファーストスイングで捉えたもの。「自分の状態としては、甘い球を1球で仕留められているというのはね」と結果だけでなく内容的にも絶好調である事実を物語っている。

 八回にも二遊間への内野安打でつなぎの姿勢を示したが「追い上げるというだけでなく、勝ちに結びつけていかないといけない」。自身の内容、結果よりもチームのことを最優先に考える主将。だからこそ偉大な記録にも興味を示さない。

 シーズン通算打率は・292へ上昇し、球団史上初となる41歳シーズンでの打率3割を間違いなく視界に捉えている福留。ただ本人は「(記録への意識は)ない。数字は関係ない」と力を込める。チームを浮上させるために、何とか打線の状態を上げるために-。今、その意識だけがベテランの体を突き動かしている。

 金本監督も福留の月間打率の高さに「・480?すごいね」と驚きの表情を浮かべた。そして「いい具合に休養を作ってあげれば、去年から言っているけど必ず数字を残してくれる選手なんでね」と全幅の信頼を寄せる。

 週明けは正念場とも言える広島3連戦。初戦に勝たなければ優勝マジックが点灯する状況だが、主将は「少しでも自分たちのできることを一つずつやっていくしかない」と言い切った。王者に少しでもあらがう姿勢を、41歳のベテランが見せつける。

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