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現役と二刀流!本田、カンボジア代表監督に就任 編成と指揮全権

8/13(月) 7:00配信

サンケイスポーツ

 【プノンペン12日】W杯に3大会連続で出場した日本代表MF本田圭佑(32)がカンボジアサッカー連盟の会見に出席し、同国代表の事実上の監督に就任すると発表した。契約期間は2年。「Head of delegation」の肩書でベンチ入りし、チーム編成と指揮の全権を与えられる。入団が決まった豪州Aリーグのメルボルン・ビクトリーでプレーしながら、監督を兼務する。

 まさに奇想天外。ビッグサプライズだ。本田がFIFAランキング166位のカンボジア代表“監督”に就任した。

 「こういった形の契約は世界どこをみても初めてだと思う。私にとって初めての監督業になる」

 ダークスーツに青のネクタイ姿の“本田監督”は、カンボジア連盟の会長、副会長と会見に臨んだ。肩書は「Head of delegation」。直訳すれば「代表団の最高責任者」で、チームの編成、指揮の全権を託された。

 本田は指導者ライセンスを持っていないため、登録上の監督はアルゼンチン最高位のライセンスを保有するフェリックス・アウグスティン・ゴンザレス・ダルマス氏(30)。2017年7月より本田のパーソナル・アシスタントを務めており、いわば本田の“部下”にあたる人物だ。

 カンボジアでクラブ経営やサッカー教室運営など、同国と関係を深めてきた本田。連盟側に「現役を続けながら代表監督をやることは可能か」と問い掛けたところ、「本気で言っているならオファーをする」との返答を得たという。

 今後は豪州のメルボルン・ビクトリーでプレーしながら、テレビ電話でスタッフ会議を開催。国際Aマッチデーにはカンボジア代表のベンチに入り、采配を振るう。初陣は9月10日のホームでのマレーシア戦が濃厚だ。

 「カンボジアのサッカーのスタイルを確立すること。それがミッションのひとつ。サッカー以外の魅力も世界にアピールしたい」

 本田は20年東京五輪にオーバーエージ(OA)枠での出場を目指しつつ、A代表ではアジアの敵将としてカンボジアを指揮。4年後のW杯出場権をかけ、森保ジャパンに立ちはだかる可能性も…。本田ワールドは想定外の広がりをみせそうだ。