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(朝鮮日報日本語版) 北朝鮮が韓国を非難「金のかからないことしかしない」

8/13(月) 9:17配信

朝鮮日報日本語版

 13日に予定されている南北閣僚級会談に出席する北朝鮮代表団に、鉄道・道路の近代化と経済協力の担当者が含まれていることがわかった。一方の韓国側からは統一部(省に相当)や安全保障分野の担当者ばかりだ。閣僚級会談で北朝鮮は南北首脳会談に向けた調整に加え「大規模経済協力」や「制裁の解除」なども求めてくるものとみられる。

 北朝鮮側からは祖国平和統一委員会(祖平統)の李善権(リ・ソングォン)委員長を団長に、パク・ヨンイル祖平統副委員長、金潤革(キム・ユンヒョク)鉄道省次官、朴浩英(パク・ホヨン)国土環境保護省次官、パク・ミョンチョル民族経済協力委員会副委員長の4人が出席する。李善権氏とパク・ヨンイル氏は首脳会談に向けた調整を担当し、金潤革氏と朴浩英氏は鉄道・道路の近代化や経済協力などを担当するものとみられる。

 北朝鮮は「板門店宣言」に基づき鉄道や道路の近代化を進めるよう韓国側に強く求めている。板門店宣言には「南北は2007年の10・4宣言で合意した事業を積極的に行う。その第1次として東海線・京義線と南北の道路を連結し、近代化する」などの内容が含まれている。ただしこれらは国際社会における北朝鮮制裁の解除が前提となる。

 北朝鮮はこれまで「南朝鮮(韓国)政府は国際社会の顔色をうかがい、板門店宣言を実行に移そうとしない」などとあからさまに不満を表明してきた。今月12日にも北朝鮮の韓国向け宣伝メディア「わが民族同士」は韓国政府による板門店宣言の実行と関連して「鉄道・道路の連結と近代化に向けた協力事業において(韓国政府は)共同点検、共同調査、共同研究など、金がかからないことばかり持ち出し、そろばんをはじきながら『条件が整っていない』などと愚痴ばかりこぼしている」とした上で、板門店宣言が実行に移されない原因について「米国による対(北)朝鮮制裁の策動と、それに便乗した南朝鮮の不当な対応にある」などとあからさまに不満を表明した。その具体的事例としてわが民族同士は「共同連絡事務所での作業に必要な数キロワットの発電機を持ち込むことさえ(韓国政府は)自分で決められない」などと指摘している。

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