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大雨時の汚染水増抑制へ 第一原発建屋

8/13(月) 9:43配信

福島民報

 東京電力が福島第一原発で進めている原子炉建屋への雨水流入対策で、八月末にも大雨時の汚染水の増加量を最大で約千九百トン抑制できる見通しとなった。昨年十月の台風による大雨時に建屋内に想定を超えて流れ込んだ雨水の約八割に当たる量を減らせるようになる。

 東電は1~3号機で昨年の大雨時に建屋流入量の推定値と実績値が大きく異なった原因を突き止め、対策に当たっている。1号機で建屋付近のケーブル配管を埋める作業を進めており、八月末の完了で最大約千五百トンの流入を抑制できる見通し。2号機で七月に対策を終えた屋根の配管の改修によって減らせる汚染水約四百トンと合わせて約千九百トンの発生を抑えられる見込みだ。
 さらに、3号機の屋根の損傷部分付近の補修工事を十月にも始める予定。二〇二〇年前半の完了を目指しており、これにより最大約七百トンの建屋流入を防げる。全ての対策が完了すれば抑制量は計約二千六百トンとなる。東電は「対策が完了すればこれまで想定を超えて発生していた汚染水の大部分は抑えられるはず」としている。

福島民報社

最終更新:8/13(月) 10:12
福島民報

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