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双葉の羽山神社再建 14日に8年ぶり例大祭

8/13(月) 9:48配信

福島民報

 東日本大震災で損壊した福島県双葉町細谷行政区の羽山神社が再建され、十四日に八年ぶりの例大祭を催す。
 同行政区は東京電力福島第一原発事故の影響で帰還困難区域に指定され、震災で崩れた社殿の屋根や参道を修理できずにいた。中間貯蔵施設の建設などが進み、古里の風景が変わりゆく中、思い出に残る地域の姿を後世に伝えようと、前行政区長の大橋庸一さん(77)ら役員が中心となり活動し、地元の建設会社などが再建に携わった。
 羽山神社は北陸地方などからの移民が明治初期に建立したとされ、毎年一月と八月に五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願する例大祭を開いてきた。夏の例大祭は二〇一〇(平成二十二)年以来の開催となる。十四日は副行政区長の田中信一さん(67)ら住民が参加し、神社の再建を祝うとともに、町の復興や町民の安寧を祈願する。
 大橋さんは「神社の再建によって、この地で生活してきた思い出を次の世代にも引き継いでいきたい」と話した。

福島民報社

最終更新:8/13(月) 9:55
福島民報