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白黒の猫も、個性いろいろ イラストに描いてキャラクター化

8/13(月) 10:50配信

sippo

 Suicaのペンギンや、千葉県のチーバくん……、個性的なキャラクター・デザインで知られるイラストレーター・絵本作家のさかざきちはるさんは、白黒猫と一緒に暮らす愛猫家でもある。昨年から、個性的な模様の白黒猫をイラスト化するプロジェクト「白黒さんいらっしゃい」を始めた。「白黒」へのこだわりを聞いた。

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 さかざきさんの愛猫は「てんちゃん」(メス、9歳)。1人と1匹、甘えん坊の猫と水入らずの生活をしている。

 朝は先に起きてさかざきさんの顔を撫で、それでも起きないと、ザリザリと顔を舐める。仕事から帰ると、居間でお待ちかね。ソファに座ると、膝に飛び乗り、寝る時もまったり一緒だという。

「ごはんをあげてその場を離れようとすると、ニャニャ(食べる間見てて)と目で私を追い、先に寝室に行こうものなら、ニャニャ~(なぜ置いてくの~)とダメだし。ツンデレとほど遠いキャラですね。猫と暮らすと、こんなに楽しいなんて」

ペンギンみたいな猫

「てんちゃん」との出会いは、7年前にさかのぼる。

「それ以前は家でウサギを飼っていたので、猫は無理だと思っていました。でも手狭になって住居と事務所を分けることになり、自宅で猫を飼うことにしたんです。迎えるなら、お店で買うのでなく、違う選択肢がいいなと思いました」

 さかざきさんは『捨て犬のココロ』という動物愛護の写真絵本を作った経験もあり、保護活動をしている友人もいる。保護猫サイトで猫を探して、「はっ」と引きつけられたのが「てんちゃん」だった。

「鼻に句読点の点のような模様がある、1歳くらいの可愛い白黒猫でした。出産経験もあるようでしたが、私は仕事で家を空けるし、子猫よりは成猫がいいと思っていました。しかも顔が黒くて、お腹が白くて、ペンギンみたいで、自分にぴったり(笑)」

 そう思いながらも、譲渡を申し込まないでいるうちに、東日本大震災が起きた。

「人生でしたいことはしなければ」

 さかざきさんは猫を飼うことを決心した。サイトで見初めた時から3カ月経っていたが、「てんちゃん」は譲渡されず、ずっと保護主さんのお宅に残っていた。

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最終更新:8/13(月) 18:47
sippo