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ソフトB松本裕、故障乗り越え1年ぶり白星 投球イメチェン「去年と全然違う」の声

8/13(月) 11:54配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク11-5日本ハム(12日・ヤフオクドーム)

 弱気と決別し「攻めの心」でおよそ1年ぶりの白星をつかみ取った。松本裕がストライク先行の投球で6回途中まで3失点。味方の大量援護にも恵まれ、昨年6月29日の日本ハム戦以来となるプロ通算3勝目を挙げた。

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 一発を浴びても、姿勢はぶれなかった。初回2死、アルシアに真っすぐをバックスクリーン左に運ばれ、先制ソロとされた。それでも「打った方がうまいと切り替えた」。追い込まれても粘る相手打線に対し、初回は打者4人で29球を要したが、根負けすることはなく5回までに与えた四球は一つだけ。無駄な走者を出さず白星に結びついた。

 昨季はプロ初勝利を含む2勝を挙げたが、4敗を喫し、防御率は4・78。一時は先発ローテ入りしたが、制球に自信があるがゆえに丁寧に投げようとしすぎてカウントを悪くし、甘い球を打たれる悪循環にはまっていた。

 「どんどんアグレッシブに、テンポよくストライクを投げていこう」。昨季を終えて考えを変えた。腰の故障を乗り越えて今季初登板初先発した4日のオリックス戦では7回を無四球で1失点。今回は6回に3四球を与えるなど2点を返され「飛ばしたので疲れはあったが、もったいないし、情けない」と反省材料も残したものの、しっかり試合をつくった。成長著しい22歳を、倉野投手統括コーチは「マウンド上で攻めの気持ちがすごく見える。去年と全然違う。続けていけば、もっとスケールの大きな投手になれる」と絶賛した。

 お立ち台で松本裕は誓った。「本当に大竹さんがいいピッチングしてるので刺激をもらっている。負けないように頑張りたい」。プロ初登板から2試合続けて好投した1歳年上の大竹への競争心を隠そうとしなかった。若手投手陣の切磋琢磨(せっさたくま)がチーム力の底上げにつながる。

西日本スポーツ

最終更新:8/13(月) 12:07
西日本スポーツ

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