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渡辺一平、ライバル小関と切磋琢磨し成長/高橋繁浩

8/13(月) 9:11配信

日刊スポーツ

<競泳:高橋繁浩の目>

<競泳:パンパシフィック選手権>◇最終日◇12日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル平泳ぎ決勝

【写真】男子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した渡辺は北島氏のインタビューを受ける

 男子200メートル平泳ぎの渡辺は、展開が良かった。隣の3レーンに入った小関が最初からレースを引っ張ってくれて、力関係が分かっているからそこに付いていくだけで良い。すごく泳ぎやすかったと思う。今年は体調を崩したこともあったし予選を見ても万全の体調ではなかったと思うが、ペース配分が楽にできたことで後半の伸びにつながった。

 もちろん、2分7秒台を安定して出せる力がついたことも確か。世界には今、7秒台を出す選手がたくさん出てきたが、7秒台を出し続けていれば6秒、5秒台となってくる。あとは100メートルを1分1秒前半、0秒台で入れるようなスピードを求めてほしい。そうなれば、2年後の金メダルがさらに近づいてくる。

 ライバルの小関の存在は大きい。萩野に瀬戸がいて2人で強くなったように、切磋琢磨(せっさたくま)し合って伸び合っていける。今回は渡辺が勝ったが、小関が次は俺がとなる。2人はまだまだ強くなる。(日刊スポーツ評論家)

最終更新:8/13(月) 10:00
日刊スポーツ