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ダイソー、筆箱8万個を自主回収 購入者がふたで指を切る「重大事故」

8/16(木) 18:48配信

ITmedia ビジネスオンライン

 100円ショップ「ザ・ダイソー」を運営する大創産業は8月10日から、筆箱「カンペンケース」シリーズの「CRISP バナナandチェリー」「CRISP レモンandオレンジ」計約8万個を自主回収している。ふたの一部に鋭利なパーツが使用されており、開けようとした購入者が左手の指を負傷する事故が発生したため。

【国民生活センターによる実験。代用したソーセージが縁で切れている】

 同商品のふたは、金属製の縁に樹脂製の透明なパーツがはめ込まれており、窓のように中の文具が見える構造になっている。縁は非常に鋭利だが、窓を指で押すとたわみが生じるため、指が触れると裂傷を負いやすいという。

 国民生活センターは「けがをした購入者から相談が寄せられ、調査した結果、『人体傷害の恐れにつながる鋭い縁部』と判定された。当該品をお持ちの方は、この縁部には絶対に触れないでください」と注意を呼びかけている。

 消費者庁は、今回のけがを「消費生活用製品の重大製品事故」と認識し、10日付で公表した。ただ、事故は4月中旬に起きたにもかかわらず、期限の7月末を過ぎてから報告書を提出したため、同庁は大創産業に厳重注意したという。

 同商品は2018年2月発売。価格は税込108円。購入済みの客は大創産業の「お客様相談室」に連絡することで返金を受けられる。

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