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2018-19シーズン開幕! セリエA全20クラブ戦力分析

8/17(金) 18:00配信

SOCCER KING

 クリスティアーノ・ロナウドがやってきた! イタリアのティフォージは、それがもうかなり長い間低迷を続けているカルチョの復権につながることを切に願っているに違いない。もっとも、これでユヴェントスのセリエAでの“一強体制”がさらに強化されたことは間違いないが……。空前絶後のセリエA8連覇という偉業に挑むユーヴェに死角はないのか?

 名伯楽マウリツィオ・サッリを失ったナポリ、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で旋風を巻き起こしたローマ、久しぶりにCLの舞台に立つインテル、ジェンナーロ・ガットゥーゾが“闘魂”を注入中のミラン……。いずれも昨シーズンより若干のレベルアップがあったが、一強を脅かす雰囲気はない。チャンスがあるとすれば、ユーヴェがCL制覇に全神経を集中した上で、追走するチームにカルチョの女神が格別の庇護を与えた時だけだろう。

文=小川光生 写真=ゲッティ イメージズ

ユヴェントス 戦力評価:S

 世界最高峰のプレーヤーCR7の入団、世界屈指のCBレオナルド・ボヌッチの復帰と、カルチョの貴婦人はこの夏、世界の移籍市場のトップニュースを独占した。それ以外にも、リヴァプールからエムレ・ジャン、バレンシアからジョアン・カンセロを獲得するなど、彼らのセリエAでの優位は戦力的にもメディアへのアピールの点でもゆるぎないものとなった。もはや8連覇という異次元の記録の継続は最低限の課題で、今シーズン彼らが目指すのは、1996年以来23年間遠ざかっているCLのタイトルの奪還であろう。C・ロナウドのモティベーションがフレッシュなうちに何とかこの悲願を達成したいところだ。

ナポリ 戦力評価:A

 昨シーズン、「もしかすると……」というところまで王者ユーヴェを追い詰めたナポリだが、躍進の立役者サッリ監督がチェルシーに引き抜かれる事態に。代役として、名将カルロ・アンチェロッティに白羽の矢が立った。英仏独伊と4カ国でリーグ制覇、CL制覇3回と実績は申し分ないが、セリエAで、しかもサッリ色が染みついたナポリで1年目から結果を残せるかどうか。新戦力はベティスからMFファビアン・ルイス、リールからSBケヴィン・マルキュイらを獲得。ドリース・メルテンス、ロレンツォ・インシーニェ、マレク・ハムシク、カリドゥ・クリバリ、アルカディウシュ・ミリクなど中軸のほとんどが残留したのは強みだが、さらに強力になったユーヴェと昨シーズンのように渡り合えるかは疑問符がつく。

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最終更新:8/17(金) 18:00
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