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ソウルの女王、故アレサ・フランクリンが自動車文化に与えた多大な影響を振り返る

8/19(日) 21:46配信

Autoblog 日本版

「ソウルの女王」アレサ・フランクリンが16日(米国現地時間)、76歳でこの世を去った。ミシガン州デトロイトの自宅で亡くなった彼女は、同市と深い関わりがあった。彼女が米国の自動車文化に与えた影響を振り返ってみよう。

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「牧師の娘として生まれたフランクリンは、ゴスペル歌手として活動後にソウル・シンガーに転向。圧倒的な才能を発揮して、自動車を主要産業とするデトロイトで影響力を増していくと同時に、世代を超えて米国のポップミュージックを形作っていった」。
― Anisa Jibrell (『Automotive News』)

自動車メディア『Automotive News』のAnisa Jibrell記者は、大手広告代理店Campbell Ewaldの元CEO、ビル・ルドウィグ氏に生前のフランクリンの思い出を聞いた。同氏は1988年、フランクリンが出演したシボレーのCMキャンペーン「ハートビート・オブ・アメリカ」を担当していた人物だ。

「我々は、歌手のアレサ・フランクリンを起用するのだと思っていた。アレンジャーでプロデューサーでディレクターとしてのアレサ・フランクリンを起用することになるとは思いもよらなかった」。
― ビル・ルドウィグ氏(『Automotive News』のAnisa Jibrell記者によるインタビューにて)

ご想像のとおり、このCMはフランクリンの素晴らしい歌声がメインだ。彼女のパワフルな歌声で映像が始まり、ドライブインシアターのスクリーンを通して「アメリカのハートビート(鼓動)をお聞きなさい」と視聴者に訴えかける。

「彼女が担ったのはボーカルだけじゃない。オーケストラ全体を指揮し、エンジニアと一緒にトラックをプロデュースした。彼女はすべてに携わっていた。彼女の歌声を聞いてみてほしい。実に見事だ」。
― ビル・ルドウィグ氏(『Automotive News』のAnisa Jibrell記者によるインタビューにて)

『フリーウェイ・オブ・ラブ』について

Jibrell記者は、フランクリンが1985年にグラミー賞最優秀R&B女性ボーカル・パフォーマンスを受賞したヒット曲『フリーウェイ・オブ・ラブ』についてこう述べる。「計18回受賞したグラミー賞のうちの12曲目だった。デトロイトのクルマ文化をうたった歌詞で、プロモーション・ビデオにはフリーウェイはもちろん、組み立てラインなどクルマにまつわるシーンが散りばめられている。“モーター・シティ“の異名をとるデトロイトが連邦破産法9条の適用を申請して財政破綻となった2013年、フランクリンは『デトロイトが最高かつ最も輝かしい日々を迎えるのはこれからだ』」と、同市の未来に希望を寄せる声明を発表した」。

Autoblog Japan

最終更新:8/19(日) 21:46
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