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ヤバイTシャツ屋さんの、ヤバイ生存戦略。Twitterの駆使で夢を実現

8/19(日) 12:18配信

BuzzFeed Japan

若者にヤバイくらい人気のバンドがある。ヤバイTシャツ屋さんだ。フェスでは入場規制連発、あまりの人気にNHKでMCを務める番組『テンゴちゃん』もはじまった。音はもちろん、「ネコ飼いたい」や「家 帰りたい Wi-Fiあるし」というゆるい歌詞や、ちょっぴり変わったMVが人気の理由だ。一方で、時には「もうCDに価値はないんか、もはやバンドはTシャツ屋さん」と、ヒヤッとするメッセージを添える。バンドブームは終わったと言われて久しいが、彼らはどうやってヤバイくらいに支持を集めているのだろうか?【BuzzFeed Japan / 嘉島唯】

ヤバイTシャツ屋さんのクセになるミュージックビデオ【動画】

「バンドをやろうと思っている。曲はもう作ってある。タイトルは『ネコ飼いたい』」

――最近のバンド活動においてTwitterってやっぱり大事ですか?

一同:めちゃくちゃ大事。

しばた:私たちは大学の軽音サークルの先輩後輩なんですけど。先輩のこやまさんから声をかけられて「バンドをやろうと思っている。曲はもう作ってある。タイトルは『ネコ飼いたい』だから」って言われて結成したんですよ。

こやま:友だちがいないからバンド組めなくて。でも、後輩なら言うこと聞いてくれるやろって思って誘いました。で、バンドとして活動する前から、YouTubeチャンネルと公式Twitterをとりあえずはじめて。

もりもと:バンドマンっぽいネタアカウントって感じで。

こやま:常にエゴサもしてますね。

しばた:いつもTwitter開いてます。エゴサして「いいね」つける活動を地道にやってます。

――どういう語句で検索してるんですか?

こやま:「ヤバT」、「ヤバイ」の「イ」をひらがなに変えたバージョンとか。

しばた:間違ってる方(ヤバいではなく、ヤバイが正しい)がヤバTをそこまで知らん人の意見が見れて面白い。

Twitterで呼びかけをして「サマソニ」出演権を獲得

こやま:好奇心もあるし、基本的には褒められたい。あと、Twitterやっててよかったなって思うのは、2015年の「でれんの!?サマソニ!?」ですね。(音楽フェスの)サマーソニックの公募枠があって、ライブハウスの店長さんが応募しくれたんですけど。Twitterで呼びかけたらすごい反響があって、無名のバンドだったのにサマソニに出れたんですよ。

しばた:ずっと応援してくれてる人から、ヤバTのこと知らん人まで、広がってくれて。

――ツイッタードリームですね。

もりもと:でも、一番精神状態よくなかった時。こやまさん、病んでませんでした? クスリずっと飲んでた。

一同:クスリ……?

もりもと:エナジードリンクをずっとのんでた。キューピーコーワめっちゃ飲んでた。

しばた:薬じゃない。それ。

こやま:Twitterで投票呼びかけつつ、メンタルにダメージ食らってた気もしますけど、でもそこで結びついた感じはした。友だち応援してる感じになるやろな。大人感ないし。

あと、フェスに出た時、10-FEETのTAKUMAさんが見に来てくれていて、「ヤバTめっちゃおもしろいやん」ってつぶやいてくれて。

――3人共10-FEETのファンだったんですよね。すごい。

こやま:そうです。畏れ多くて返信はできなかったんですけど、そっとリツイートはしました。絡めない!

しばた:みんなでキャッキャ喜んでました。

こやま:でもその後、TAKUMAさん「おなかヘリコプター」ってつぶやかれてて、そっちの方がリツイートされてました。「おなかヘリコプター」には負けるわな。

別にメジャーデビューしなくてもいいって思ってたんですけど、10-FEETさんの事務所から声をかけてもらったら考えようって話してて。そんなのありえへんから。でも、事務所さんにお誘いいただいて、「これはいくしかない」って思ったんですよ。

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最終更新:8/19(日) 13:54
BuzzFeed Japan