ここから本文です

チエル、「データ通信再生装置・再生方法・再生プログラム」の特許を取得

8/20(月) 15:09配信

BCN

 チエル(川居睦社長)は8月10日、「データ通信再生装置、データ通信再生方法及びデータ通信再生プログラム」に関する日本での特許(特許番号 第6368843号)を7月13日に取得したと発表した。

 昨今、さまざまな場面で活用されているアクティブ・ラーニング型授業では、教員用のPC(教員PC)と学習者用のPC(学習者PC)との間、または学習者PC間で、音声や画像などデータの通信を行うケースが多く見られる。データ通信のうち「音声データ」のやりとりに関しては、自身が発した音が相手のPCを経由して遅れて戻ってくる、いわゆる「エコー」が発生する。こうしたエコーによる問題を、これまでのノイズキャンセリングの仕組みよりも容易に解決する仕組みの考案が今回の特許となる。

 具体的には、(1)教員PCでキャプチャした音声を、(2)モノラル音声として転送し、(3)学習者PCでステレオ音声に分離し、(4)左チャネルは通常再生、右チャネルは逆位相で再生する。(5)学習者PCでキャプチャした音も含め、(6)モノラル音声として転送し、(7)改めてステレオ音声に分離、(8)同じく左チャネルは通常再生、右チャネルは逆位相で再生する。

 こうした仕組みで音声データをやりとりすることで、専用のハードウェアや新たなノイズを発生させることなく、自身のPCの音声が戻り二重に聞こえる、エコーをなくすことが可能となる。

 この特許により、複数のPC間でマイクやPC音声の相互の転送、再生を必要とするインターネット通話アプリ、ウェブ会議システムなど、さまざまな場面で容易にエコーを取り除くことができる。チエルでは、この仕組みを使った製品開発を行うパートナーを広く募集している。

最終更新:8/20(月) 15:09
BCN

あなたにおすすめの記事