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「アメリカに留学したい!」と突然言われたら… 親はいくら用意しておけばいい?

8/21(火) 19:10配信

ファイナンシャルフィールド

海外でファイナンシャルプランナーをしていると、筆者自身の留学経験へのご質問をいただいたり、駐在員のお子さまたちの進路についてのご相談をお受けすることもあります。

文部科学省が昨年12月に発表した『「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について』によると、2016年度の日本人学生の海外留学の数は、前年比15%アップの 約9万6000人。

同省の発表は日本学生支援機構の調査を元にしており、2009年は3万6000人程度にしか満たなかった留学生の数が7年で約2.6倍になっていることを示しています。

海外大学への進学をご希望になったり、短期留学をご希望になったりしたら、一体いくらくらいの『追加資金』がかかるでしょうか?

海外の大学での学費

文部科学省のホームページ『大学生の留学準備ガイド』によると、留学の方法として大きく4つの方法に分類されています。

(1)短期:在籍大学などのプログラムで留学

まずは気軽に留学を体験してみたい、長期留学に備えて海外生活に慣れておきたい人におすすめです。
・授業料の目安:15~50万円/月
・滞在費の目安:5~15万円/月
・渡航費目安:10~20万円/月
合計:30~150万円程度

(2)短期:その他の留学(プログラムにより異なる)

在籍大学のプログラムと異なり、希望の渡航先、内容、期間、予算に応じて数多くの中から選択が可能です。海外の学校や海外のプログラム、政府や民間団体の留学プログラムに直接申し込むか、留学エージェントを通じて申し込みます。

(3)中・長期: 在籍大学等のプログラムで留学

本格的に語学力や異文化対応力を向上したい、現地の学生と学びたい人におすすめです。在籍大学等のプログラムで留学方法には、交換留学、単位認定留学、ダブルディグリーがあります。
交換留学の場合は、在籍大学等への学費だけで海外大学への追加の学費負担がなく単位を取ることができます。

単位認定留学の場合は、追加の学費負担はかかりますが、在籍大学等によっては単位の互換を条件付で認める「単位認定留学」の制度があります。また、ダブルディグリーと言って、日本と海外両方の単位を取ることで両方の学位を取得する制度もあります。

・授業料の目安:(渡航先では)不要
・滞在費の目安:5~15万円/月
・渡航費目安:10~20万円/月
合計:90~260万円程度

(4)中・長期:その他の留学

短期同様、直接もしくは留学エージェントを通じて申し込みます。在籍大学のプログラムと異なり、希望の渡航先、内容、期間、予算に応じて数多くの中から選択が可能です。

筆者の場合はパターン(4)で4年間留学しました。気をつけなければならないのが、学費以外に、寮費(もしくは下宿費用)、生活費、保険、ビザ取得費用、教科書代、渡航費用学生自治会費、その他諸経費と、さまざまな費用がかかることです。

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