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「法で処罰か、掟で闇の抹殺か」 北朝鮮に存在する二種類の政治犯 石丸次郎

8/22(水) 17:23配信 有料

アジアプレス・ネットワーク

◆「管理所」は超法規で闇の収容施設
「法で処罰か、掟で闇の抹殺か」 北朝鮮に存在する二種類の政治犯 石丸次郎

2013年12月12日国家安全保衛部特別軍事裁判で死刑判決を受けた張成沢氏(労働新聞より引用)

国連に設置された北朝鮮人権調査委員会の報告書が2014年2月に公表され、世界的に北朝鮮の人権状況に注目が集まっている。報告書は全371ページ。多くの 調査員が脱北者や拉致被害者家族、アムネスティなとの人権団体から聞き取り調査を実施し、韓日英米などで公聴会を開いてまとめられた。筆者も、2013年夏、東京での公聴会に呼ばれ、北朝鮮内部で撮影された映像を見せて見解を陳述した。
北朝鮮外務省はこの人権報告書に対し、
「朝鮮人民の真の人権享受の実情を無視し、敵対勢力と朝鮮で罪を犯し逃亡した『脱北者』や逃亡者らが生計を維持するためにねつ造した資料を集めて組み立てたもので一考の価値もない」

と、真っ向から反発・否定した(2014年2月21日の声明)。北朝鮮政府は一貫して「我国に人権問題など存在しない」という立場を取り続けている。
しかし、今や韓国はじめ世界中には、脱北者という生き証人が約3万人もいる。北朝鮮政権による広範で組織的な人権蹂躙に疑う余地はない。特に深刻さと特異さが際立ち、世界中が憂慮しているのは政治犯収容所の問題だ。 本文:2,136文字 写真:3枚

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