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映画「カメラを止めるな!」は「パクリだ」と週刊誌報道、弁護士の見解は?

8/23(木) 21:06配信

ハフポスト日本版

口コミで人気が広まり、一大ブームを巻き起こしている映画「カメラを止めるな!」。この作品が今、波紋を呼んでいる。

【画像集】上田慎一郎監督インタビュー

ことの発端は、8月21日発売の週刊誌「FLASH」の報道。「『カメラを止めるな!』はパクリだ!原作者が怒りの告発」と題した記事のなかで、原案としてクレジットに載った劇団を主宰していた和田亮一さんが「構成は完全に自分の作品だ」と感じていたと語っている。

同日に更新した自身のブログでは「あの作品が軽く扱われ、さらには今、『オリジナルストーリー』として世の中に出ているのが本当に許せません」と書いている。

原案の作品とは?

和田さんは2011年~2014年、劇団PEACEを主宰していた。その劇団で演じられていた舞台「GHOST IN THE BOX!」が、映画の原案になっていると、クレジットでは表記されている。

当時、劇団にいた脚本家志望の後輩とともに企画案を練り、脚本はその後輩が執筆。「GHOST IN THE BOX!」は、劇団で初のロングランとなった。劇中には、「カメラは止めない!」というセリフもあるという。

映画を初めて鑑賞したとき、和田さんは「最高でした」とツイート。

しかし、「最初は単純に嬉しかった」ものの、実際に見てみるとクレジットに自分や劇団の表記はなく、監督に問い合わせたところ、話し合いとなったという。

そして配給拡大のタイミングで「ひとまず原案と表記することになった」が、「僕はただ、『原作』として入れてほしかった」とブログで心情を吐露している。

映画公式サイトは「パクり」を否定

映画公式サイトは、8月21日の週刊誌報道を受け、その見出しから「パクり」などと書かれていたことに対し「センセーショナルな見出しや、未だ確定してもいない本舞台関係者との協議過程の内容を含む記事が掲載されたことに強く憤りを感じます」と抗議。

この映画が舞台「GHOST IN THE BOX!」から着想を得て企画・製作したという経緯があることに触れ、舞台作品に敬意を表す意味で、8月3日の拡大上映から、舞台関係者に対し、そのクレジットとして「原案:劇団PEACE『GHOST IN THE BOX!』」という表記を提案したとしている。

また、映画のオリジナル性については、上田慎一郎監督による脚本、監督、編集と表記。

そのうえで「舞台とは独自の形で製作を進め、ストーリーは舞台と全く別物である上、脚本の内容も異なるもの」として、週刊誌報道にあるような「著作権侵害」が生じていたり、本舞台を「パクった」といった事実はないと主張した。

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