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【増田朋美の目】鈴木亜由子は金も狙える 野上恵子は成功体験大きい

8/27(月) 6:12配信

スポーツ報知

 北海道マラソンで優勝した鈴木亜由子さんは初めてと思えないような、マラソンを知り尽くしたレース運びでした。前半は集団の後方で目立たず、ペースメーカーが外れてから一気に力を出しましたね。期待の新戦力が、日本中に勇気と元気を配達するような走りを見せてくれました。それでいてレース後には、まだ脚が弱いと課題を意識していた。賢くて、練習姿勢も本当に真面目。日本郵政の高橋監督が「20年はメダルじゃなくて、金メダルが狙える」と言うのもよく分かります。

 アジア大会銀メダルの野上恵子さんは、暑い中のレースへどう疲労を抜いて調子のピークを持っていくか、成功体験を得られたのが大きいと思います。今回はチェリモさんが25キロでスパートしましたが、アテネ五輪の野口みずきさんのように世界の舞台で勝つ人は仕掛けが早い。早めに仕掛けてメダルを取れる走り方に、今後は挑戦しないといけませんね。(84年ロス五輪代表、スポーツジャーナリスト)

 ◆MGCレースへの道 東京五輪代表3枠のうち2枠を一発勝負で争うMGCレース(19年9月15日)に出場するには〈1〉今季MGCシリーズで基準クリア〈2〉ワイルドカード基準クリア―の2通り。〈1〉は国内指定競技会(女子4大会)で定められた順位とタイムが必要。〈2〉は世界陸連公認の競技会で日本陸連の設定タイム(2時間24分以内か、上位2レースの平均が2時間28分以内)を期間内にクリアする必要がある。

最終更新:8/27(月) 22:43
スポーツ報知