ここから本文です

<写真報告>北朝鮮で最も貧しい農村の女性の姿(2) 「農場では牛のように働くだけの人生です」(写真5枚)

8/26(日) 5:10配信

アジアプレス・ネットワーク

◆農村からは一生出られない

北朝鮮に「ノンポ」という言葉がある。漢字で書くとおそらく「農胞」。

北朝鮮社会の最底辺に置かれた協同農場員を、都市住民が哀れみつつも、蔑んで使う嫌な言葉だ。

【写真特集】 農村や工事現場に動員される女性たちの姿(写真10枚)

都市住民が、何か政治的問題が生じて追放されるのは、決まって僻地の協同農場である。

「農場に配置されると、一生涯、都市には戻れない。牛のように働くだけです」

親族の政治問題に連座して家族もろとも農村に追放になった女性の言葉だ。

娘も息子の人生も終わりだ、そう判断したこの女性は脱北を決行、今は関西地方に住んでいる。(石丸次郎)

←(クリックで拡大)  遠くの農村から清津市に薪を運ぶ農民女性たち。現金を得るため20キロの道のりをリヤカーで運んでいるという。 2005年4月リ・ジュン撮影(アジアプレス)

←(クリックで拡大) 厳寒の中を堆肥集めに動員された女性たち。2015年1月中旬北朝鮮中部で撮影キム・ドンチョル(アジアプレス)

←(クリックで拡大) 大きなズタ袋を背負った農村女性。2008年10月に平壌郊外の農村で撮影チャン・ジョンギル(アジアプレス)

←(クリックで拡大) 草刈り作業をする農場の女性たち。2005年4月に中国側から石丸次郎撮影