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J1初ゴール久保建英 バルサだけじゃない!欧州ビッグクラブも熱視線

8/27(月) 16:30配信

東スポWeb

 ついに“天才少年”が覚醒した。J1横浜MのMF久保建英(17)は26日に2―0と勝利した神戸戦で先制弾となるJ1初ゴールを決めた。元日本代表FW森本貴幸(現J2福岡)が2004年の東京V時代に15歳11か月28日で決めたのに次ぐ史上2位の年少記録となったが、そこは世界進出に向けた苦悩があった。

 スペイン1部バルセロナ下部組織出身の久保は、後半11分に、ゴール前で右からのクロスを受けると、絶妙なボールコントロールから左足を振り抜いた。元バルセロナのMFアンドレス・イニエスタ(34)の前で勝利に導く得点を決め「ほっとしている。結果を残せたのはサッカーの神様がいるんじゃないかと思った」と息をついた。

 待望のJ1初ゴールとなったが、久保は昨年11月に突然、FC東京とプロ契約を締結した。同10月のU―17W杯に出場した際、同世代の海外選手たちが活躍する姿に大きな刺激を受けたもので「プロの主軸でやっている選手が何人もいる。自分も危機感を感じた」とより厳しい環境に身を置くことを決意した。

 トップチームの練習に参加するため、通っていた全日制の高校を辞めて通信制に転校。体を大きくしようと、あえて大量の食事と牛乳も摂取し続けている。今年8月に横浜M移籍を直訴したのも、出番のないFC東京では成長できないとの焦りを感じたからこそ。いずれも世界で活躍するための妥協なき行動で今回のJ1初ゴールもその第一歩にすぎないわけだ。

 国際移籍が可能となる18歳になれば、古巣のバルセロナ復帰が確実視されるが、活躍を続ければ欧州ビッグクラブからもオファーが届くのは間違いない。すでにFC東京時代には、世界中のクラブから久保の契約状況について問い合わせがあり“天才少年”はサッカー界で注目の逸材とあって、誕生日を迎える来年6月には争奪戦が展開される見込みだ。

 久保も習得済みのスペイン語に加えて英語力アップに乗り出すなど“世界進出”への準備を進める。元日本代表主将でJ3北九州の柱谷哲二監督(54)は「欧州ビッグクラブのレギュラーを取ることを夢ではなく現実的な目標に」とエールを送ったが、世界トップを目指す久保の挑戦はまだ始まったばかりと言える。

最終更新:8/27(月) 16:38
東スポWeb

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