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京大出身・山西が20キロ競歩で銀 女子の岡田も銅

8/29(水) 10:38配信

スポーツ報知

◆ジャカルタ・アジア大会 第12日(29日)

 男子20キロ競歩で、山西利和(愛知製鋼)が1時間22分10秒で銀メダルに輝いた。同種目の日本勢では、14年大会の鈴木雄介(富士通)に続き2大会連続。女子20キロの岡田久美子(ビックカメラ)も銅メダルを獲得した。

 山西は17年世界選手権7位の中国選手と競り合ったが、ラスト500メートルで離された。「勝つために来たから、負けてしまったのは悔しい。ラストで思った以上に切り替えができなかった。最低限勝ちたいと思っていた。まだまだふがいない」と唇をかんだ。

 京大工学部を卒業し、今年4月に愛知製鋼入社。16年リオ五輪50キロ銅メダルの荒井広宙(自衛隊)らを育てた名伯楽の内田隆幸コーチは「勉強と一緒で、競歩にも100%を求めるし、考え方が他の人と違う。何かをじっと観察する姿は、鈴木(雄介)の高校の時と一緒」と現・世界記録保持者の姿とダブらせている。肩がブレず、腰が鋭く回転する美しい歩型から推進力を生み出すのが強み。「力は(優勝の中国選手と)変わらない。10メートルの差で、相手より先に心が折れてしまった。本人も悔しいはずだ」と推し量った。

 20年東京五輪へ、前哨戦となる今大会で銀メダル。鈴木や今大会5位の高橋英輝(富士通)、松永大介(富士通)ら代表争いも激しさを増す。「(今大会は)納得のいっていない仕上がりだったから、2位になった。(東京五輪へ)また一からチャレンジしていきたい」と前を向いていた。

最終更新:9/1(土) 9:21
スポーツ報知