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桜川・砕石場爆発 不明男性の会社捜索 現場検証は終了 

8/30(木) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

桜川市富谷の「五月女(そうとめ)鉱業」の砕石場で23日発生した爆発事故で、桜川署と県警捜査1課は29日、激発物破裂の疑いで、現場で発破作業を担い、行方不明となっている男性(32)が所属する「イーグル破砕土木」(埼玉県秩父市)など関係先を家宅捜索した。安全対策や作業の進め方などに問題がなかったか調べる。同課などは同日、爆発現場周辺での男性の捜索を28日で打ち切り、現場検証も終了したと発表した。

同課などによると、家宅捜索は同社事務所と、男性が寝泊まりしていた桜川市内の宿舎の少なくとも2カ所で行われた。事務所には午前8時40分ごろから同11時50分ごろまでの間、県警の捜査員約20人が立ち入り、書類などを押収した。同課などは火薬類の専門家から話を聞くなどして、事故原因を調べている。

同課などによると、男性は爆発により、痕跡も残さない状況で死亡した可能性がある。発生当日の23日は午前8時半ごろから、男性が管理していたコンクリートブロック製の爆薬庫周辺で1トントラックを使い、1人で爆薬の積み込み作業をしていたとみられる。10分後の同8時40分ごろに爆発があり、爆薬庫が跡形もない状態で、トラックも大破。男性と連絡が取れなくなった。消防によると、爆発で周辺の住宅など73棟で窓ガラスが割れるなどの被害があった。

行方不明となった男性の捜索は23日から6日間連続で行われた。県警や筑西広域消防本部などが延べ約400人を投入。爆薬庫周辺の爆心地付近から主に半径100メートルの範囲で、土砂などをふるいに掛けるなどして痕跡を探ったが、手掛かりは見つからなかった。

茨城新聞社