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リレーV山県が見せた気遣い 新メンバー多田に大声のバトン/アジア大会

8/31(金) 11:51配信

西日本スポーツ

 ◆アジア大会 陸上男子400メートルリレー決勝(30日・ジャカルタ)

 レース後、表情一つ変えない選手たちの姿が強さを物語っていた。男子400メートルリレーで38秒16の日本が圧勝した。2位インドネシアに0秒61、最大のライバルと目された3位中国には0秒73もの大差をつけての頂点。20年ぶりの金メダルにも、山県亮太は「37秒台を狙っていた。達成できなかったのが少し悔しい」と淡々としていた。

【写真】金メダルを獲得し、笑顔を見せる山県、多田、桐生、ケンブリッジの日本チーム

 第1走の山県が抜群のスタートで先行。国際大会で初めてバトンを渡す多田修平に対して「やる気になって激走してくれたらと思って」と、いつもより大きな声で合図を出す気遣いを見せた。全員が若干詰まり気味の中継に反省点は残ったが、大きなミスはなかった。

 2016年リオデジャネイロ五輪の銀メダルメンバーから、今大会では飯塚翔太を多田に変更。土江コーチはその意図を「(起用の)幅を広げたい」と説明する。多田は「走ることだけではなく、バトンなどの技術も磨いていきたい」とリレーメンバー生き残りのための課題を挙げた。

 東京五輪の金メダルへ、土江コーチは「優勝には37秒5台が必要」と37秒60の日本記録更新を目標に掲げる。今大会のメンバー以外にも、200メートル金メダルの小池祐貴、今大会には出場していないサニブラウン・ハキームら人材は豊富だ。「もう一回、(今度は)金メダルを取りたい」と桐生祥秀。東京で君が代を響かせるため、侍たちは切磋琢磨(せっさたくま)を続けていく。

西日本スポーツ

最終更新:8/31(金) 14:26
西日本スポーツ