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「ハローキティのペッツが巨大な武器になるのを想像して笑いだした」→『アントマン&ワスプ』ペイトン・リード監督にインタビュー

8/31(金) 15:40配信

ギズモード・ジャパン

身体のサイズを自在に変えて戦うマーベル・ヒーローの活躍を描く映画シリーズ第二弾『アントマン&ワスプ』。今回はそのメガホンを取ったペイトン・リード監督にインタビュー!

【記事の全画像】『アントマン&ワスプ』ペイトン・リード監督にインタビュー

縮小・巨大化シーンの撮影のこだわりや、SF作品としての考証、そしてハローキティを登場させた理由などたくさん語っていただきました!

直接的ではないもののややネタバレに繋がりかねない内容もあるので、気になる方はお気をつけください。

──前作では模型を使ってマクロ撮影を行なった映像に、別撮りの映像を組み合わせるという手法で縮小シーンを作られていましたが、今回もその方法を使ったのでしょうか?

ペイトン・リード(以下、リード):今回は巨大化してジャイアントマンになるシーンが増えたり、サンフランシスコでの屋外のシーンがたくさんあるので、前作に比べるとフレイジャー・レンズ(注:被写界深度が非常に深い&先端が360度回転できる画期的なレンズ)を使ったマクロ撮影のシーンはほんの少しだけ減っていますね。

また特別新しい技術を使ったわけではありませんが、屋外のシーンはあえて夜にしたり雨を降らせたり(注:CGの違和感を減らすためによく使われる手法)しないで明るい昼間にすることにこだわったので、ジャイアントマンの動きやスーツの表面も写真のようにリアルにしなければならず、視覚効果としては一番難しい部分だったと思います。

──サンフランシスコの名所をわざとたくさん出した理由はなんですか?

リード:カーチェイスを組み立てていく上でサンフランシスコの有名な場所や風景は欠かせないと思いました。まず、ランバート・ストリートのような映画で絶対ネタに使いたい名所を決めて地図を作っていきました。それからスティーブ・マックイーンの映画の『ブリット』やピーター・ボグダノヴィッチの『おかしなおかしな大追跡』(注:両方共サンフランシスコを舞台にした映画)を見直して参考にしました。

『おかしなおかしな大追跡』はバスター・キートンの無声映画みたいなコミカルなカーチェイスシーンがあるんですよ。

映画はリアルであると同時にコミカルにしたかったので、私とポールと脚本家たちで集まって、「アントマンとワスプの能力をこう組み合わせたら……」みたいな感じで、やってみたいネタを出し合っていきました。そこで、ピム粒子のテクノロジーを人間に使うだけじゃなく車などいろんなものに使ってハチャメチャにしていこう決めたんです。

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