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映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』出演女優たちが語るコギャル文化の自由と現代の閉塞感

9/2(日) 12:34配信

BuzzFeed Japan

8月31日に公開される大根仁監督の最新作『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は日本でもヒットした韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』のリメイク作だ。女性たちの過去と現在の友情を描く今作。韓国版では1980年代後半が舞台だった主人公たちの青春時代を、日本版では1995年半ばに移し、コギャルブーム全盛期を描いている。

広瀬すず演じる「奈美」とともに過ごす女子高生グループ「サニー」のメンバーを演じた池田エライザ、山本舞香、富田望生の若手女優3人は20年前の文化をどう感じたのか。『egg』創刊にも携わり、映画の監修を務めた米原康正さんとともに話を聞くと、ファッションにとどまらぬ、若者の現在の若者像が語られる思わぬ展開となった。
【BuzzFeed Japan / 徳重辰典】


――映画では1995年ごろ、コギャル全盛期のファッションに身を包みました。コギャルの格好をしてみてどうでしたか。

山本:ちょとルーズソックスには興味があったので、履けて良かったです。

ファッションはみんな個性的。個人個人が自分の似合う着こなしだったりをわかっているなと思いました。

池田:制服の着こなしとか、自分が何を好きかというプロフィールみたいなものですよね。

カーディガンを腰に巻くときはボタンを締めるとか、シャツを大きめにするとか、あの時代ならではのこだわりを感じるんですけど。なんでしょうね、エゴ丸出しな感じがすごくカワイらしかった。

富田:シャツの色もピンクが好きな子もいれば、真っ白な人、黄色で遊んでみる人、黒のかっこいいカーディガンの人やベストの人もいる。

それぞれ個性があるんだけど、でもグループである意味まとまっているというのが、面白いと思いました。

今の時代、一人の子が持ったら「あたしも持ちたい」となると思うんですけど、そうなるよりも「私はこれが好き」と自分が好きなものがあって。衣装合わせの段階から、みんなで話しながらやってました。

山本:アクセサリーも可愛かったです。ジャイロ、シャネル、グッチ。

池田:ちょっと小さいハイブランドのバックを持っているところが可愛いですね。

米原:最初、映画でどの段階の女子高生を扱うか大根くん(仁、今作の監督)と話し合って、そこはコギャルが生まれたばかりの時期、1995~1997年にしようとなった。

その頃のギャルは自分たちで好きなことをいろいろ創作していた夢のような時代で。

でもその後の子はルーズソックスを履くならこのブランドとか、前の世代の目立った人の恰好を真似するようになっちゃうんですよ。

――映画では学校の上履きにもブランド名の落書きしてました。

池田:それは中学生の時にやってたなあ(笑)。ポスカで書いちゃって、上靴洗ったら…。

山本:うわっ、最悪。

池田:上履きは洗いたい。でもポスカだから、葛藤して。洗ったら薄水色みたいになって、めっちゃ怒られて。

山本:逆にオシャレじゃない。

池田:まあね。でも薄水色のマーブル履いてさ。結局、自分で買い直しましたね。

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最終更新:9/2(日) 12:34
BuzzFeed Japan