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ホノルル、ワイキキはハワイ島? 「ハワイ」の誤解 「ジャンボ機で免税品」に変化も

9/2(日) 16:10配信

乗りものニュース

カメハメハ大王が生まれた島

「ハワイ」というと、アメリカ合衆国ハワイ州の州都で日本からの直行便も多いホノルル、その市内にあるワイキキビーチなどが連想されやすいかもしれません。

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 ただそのホノルルは、ハワイ諸島の島に存在しますが、その島の名前は「オアフ島」。「ハワイ島」ではありません。現地の観光関係者によると、ハワイに来た日本人観光客のなかに、「ホノルルはハワイ島にある」と思っている人もいるそうです。

「ハワイ島」は、ホノルルから南東へ250kmほど離れた場所に存在。ハワイ諸島を構成するおもな8つの島のうち最も面積が広く、「Big Island(ビッグアイランド)」の愛称を持ちます。

 このハワイ島は、日本のすばる望遠鏡も設置されるなど星空観測に適しているハワイ最高峰のマウナケア(標高4205m)や、11種類もある気候帯、そして全米ベストに選ばれたこともあるビーチ、世界遺産のハワイ火山国立公園など、「豊かな自然」が大きな特徴です。ハワイ諸島を初めて統一したカメハメハ大王が生まれた島でもあります。

 ハワイ州観光局によると、2017年9月にJAL(日本航空)が成田空港とハワイ島のコナ国際空港を結ぶ直行便の運航を再開したこともあり、日本からハワイ島への渡航者数は増えているとのこと。しかし現在、ある「ハワイ島に関する誤解」が問題になっているそうです。

「ペレ」の気まぐれ 東京都の約5倍、四国の約半分のハワイ島

 ハワイ島のキラウエア火山が、2018年5月3日に噴火。ハワイ州観光局によると、この影響が、ハワイ島への渡航者数に出ているそうです。

 しかし、そこには「誤解」があるとのこと。ハワイ島は、愛称「Big Island」が示すとおりの広さで、東京都の約5倍、四国の約半分にもなるサイズです。ほかのハワイの島すべてをあわせても、ハワイ島の半分程度の面積にしかなりません。

 このたびの噴火で溶岩が流出しているエリアは、ハワイ島の0.2%の地域。広いハワイ島におけるごく一部での出来事で、ほとんどの場所がいつも通りの姿であるにも関わらず、「噴火」のイメージによる誤解、風評被害がみられるといいます。

 ハワイ島で観光ツアーを実施しているガイドのケン ジョンソンさん(HOLOHOLO ISLAND TOURS)によると、島の広さを知らないせいか、噴火による旅行キャンセルは、初めて同島を訪れる予定だった人に目立ったそうです。

 また、JALコナ空港所長の岡冨省二さんは、「メディアで噴火の映像が流れますが、もともと『あのエリアは噴火する』という認識があるため、現地では特に騒いでいません。『ペレの女神(キラウエア火山に棲むという神)の気まぐれがまた始まったよ』ぐらいの人もいます」と話します。

 JALの岡冨さんによると、噴火エリアから100km以上離れているコナ国際空港付近では以前、噴火の影響で空に雲が軽くかかったようにはなったものの、その程度で、これも最近は解消。ハワイらしい青空が広がるようになっているとのこと。

 また、噴火で大部分が閉鎖されていた世界遺産のハワイ火山国立公園も、2018年9月、部分的に再開される見込みです。

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