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グラスホッパー・マニファクチュアの代表作が蘇る『killer7』PC版を体験。尖りまくりの内容に改めて驚かされる【PAX WEST】

9/3(月) 14:42配信

ファミ通.com

文・取材・撮影:ミル☆吉村

 現在アメリカのシアトルで開催中のゲームイベント、“PAX WEST”。日本一ソフトウェアの米国支社NIS Americaの試遊ルームで、2018年秋リリース予定のアクションゲーム『killer7』PC版を遊ぶことができた。


 本作は、グラスホッパー・マニファクチュアが開発し2005年にカプコンから発売されたアクションアドベンチャーゲームを、ゲームキューブ版に準拠してPC移植したバージョン(移植はオランダのEngine Softwareが担当)。

 早速遊んでみたのだが、ワイド画面に対応している以外、ゲームの設計自体はオリジナル版をそのまま維持している模様。今回はPC用ゲームコントローラーで遊んだのだが、別にいきなり現代的な操作系のTPS風ゲームになっていたりするわけではない。


 というのも、本作の操作系は現代のTPS的常識から見ると面食らうだろう独特なもの。フリーカメラではなく固定カメラで、自由移動ではなく決められた方向に突っ走っていって分岐点で行き先を選択し、銃撃時は一人称視点に切り替えて照準を動かして撃つという無骨なストロングスタイルなのだ。


 というわけで最初は記者も操作に手間取るぐらいだったが、慣れてくるとボタン一発でキメキメのカメラアングルの中を衝動的に疾走していく妙な勢いの良さに惹き込まれていく。

 この尖った妙な色気と勢いこそが『killer7』なんじゃないかと改めて思わされるデモだった。グラフィック的にも、コントラストと陰影強めでポリゴンのエッジを際立たせたアートスタイルは、後に数多のフォロワーを生み出しただけあって今見てもカッコイイ。

 なので、もしオリジナルを知らずに「噂に聞くあの作品を……」とプレイする人がいたら、まずはフリーカメラフリー移動の常識を一回忘れて、こういうものだと思って遊んでみるといいだろう。

最終更新:9/4(火) 15:38
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