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フジ秋改編は“週末バラエティー”が鍵 ドラマは好調維持目指す

9/3(月) 13:48配信

オリコン

 フジテレビは3日、都内の同局にて10月期の番組改編説明会を行った。今年4月には『めちゃめちゃイケてるッ!』や『みなさんのおかげでした』など長寿バラエティーが終了するなど大改革を実施したが、今回の改編率は全日(前6:00~深0:00)5.8%、ゴールデン(後7:00~後10:00)23.1%、プライム(後7:00~後11:00)24.5%。編成局編成センター編成部長・齋藤翼氏は「我々はいま数字が週末に弱い。週末、家族そろって見られる番組を意識して改革していきたい」と改編意図を説明した。

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 来年は60周年を迎える同局が秋編成で掲げたのは『勝負の秋、進化の秋』。「高年齢層の方にしか見られない番組を新しく作るつもりはない。家族揃って明るく楽しく観れる番組にこだわっていきたい。一言で言うならば良いものはパワーアップし、結果が出ないものに関しては刷新する勝負の改編」と力を込めた。

 そこで同局の“復活のキー”となるのが、バラエティー番組。「まだ完全ではありませんが、試行錯誤しながらも良い芽が出ている」として、『林修のニッポンドリル』(毎週水曜 後8:00)は、6月以降に平均視聴率は10%越えを数回記録、『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜 後10:00)は6月に9%以上、『直撃!シンソウ坂上』(毎週木曜 後9:00)も成長株として7月以降に9%代を3回記録するなど、結果が見え始めている。

 しかし、苦戦した番組は終了も決断した。月曜午後10時『世界の村のどエライさん』、金曜午後7時『モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~』、土曜午後7時『さまぁ~ずの神ギ問』、今年3月をもって22年間の歴史に幕を下ろした『めちゃめちゃイケてるッ!』が放送されていた、土曜午後8時『世界!極タウンに住んでみる』も終了。

 “週末”としては『神ギ問』に代わって俳優・佐藤二朗がMCを務め務めるクイズバラエティー『超逆境クイズバトル!!99人の壁』。『極タウン』後枠も「世代を越えて大人から子供まで見られる、明るく正しい番組を鋭意製作中」とバラエティーになる予定。長寿ミニ番組『くいしん坊!万才』(毎週月曜 後9:54)は、10月より毎週日曜の午前11時45分に枠移動するなど改革が進められた。

 齋藤氏は「数字を獲りに行くためには3層、4層を意識してご高齢の方を意識して作ることが大事ですが、今後を考えると若者を意識しなくていいのか。そういった意味では、若い方にも大人にも家族全員で見られるメディア、番組を目指していきたいと考えております」とより全世代に向けた番組制作を約束した。

 一方、ドラマは4月期の『コンフィデンスマンJP』『モンテ・クリスト伯』など数字的には苦戦しつつも内容で評価を高め、7月期『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』は6話連続の二桁、『グッドドクター』も初回から7話連続での二桁を記録するなど好調な推移。さらに映画化された『コード・ブルー』は現時点で興行収入80億円越えを記録している。

 10月からは、織田裕二による全米大ヒットドラマの日本版となる“月9”『SUITS/スーツ』や、高橋一生がゴールデン・プライム帯連ドラ初主演する“火9”『僕らは奇跡でできている』、佐々木蔵之介が恋愛ドラマ初主演する“木10”『黄昏流星群』などが控えている。「オールターゲットを第一に考えている。枠や曜日特性はもちろん企画重視でその番組が枠にふさわしいかを考えて編成していきたい」と方針を述べた。

最終更新:9/4(火) 14:25
オリコン