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【映像】風紀びん乱を危惧する声も メキシコ地方都市の条例改正

9/3(月) 13:29配信

AP通信

グアダラハラ、メキシコ、9月3日(AP)― メキシコ第2の都市、同国中部ハリスコ州グアダラハラでは、市条例改正で公園や路地、娯楽施設、自動車などの場所での“性的行為”を警察が取り締まることが難しくなり、論議を呼んでいる。
 同市では、公衆の面前でのあからさまな性的行為は現在でも罰せられ、罰金刑か勾留刑になることがあるが、条例改正により、風紀上問題ありとされるような行為であっても、当該行為を不快と感じた市民からの要請がない限り、警察が取り締まることができなくなった。
 これまでは、公園などでカップルの罪のないキスであっても、見逃してもらうためには、長年の慣例上、警察にそれなりの「袖の下」を掴ませることが当たり前だったし、警察もそれを「当然の役得」と捉えていた節もあった。
 メキシコに限らず、中南米では子どもが成人しても、大勢の家族と一緒に暮らす生活では、若いカップルなどは公園や路地裏、車の中などでしかプライバシーがないという社会的事情があった。加えて、警官への賄賂が罷り通っていたこともあり、袖の下は若者であれば誰もが経験する「社会的裏常識」であった。
 若者や腐敗浄化を声高に叫ぶ賛成派が条例改正を歓迎する一方で、「警察の手足を縛るつもりはないが、公園などの公共の場でカップルがおおっぴらにイチャイチャしているのを見るのは不快だ」と主張する一部反対意見も根強いという。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:9/3(月) 13:29
AP通信