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4館から50館へ拡大!『判決、ふたつの希望』早くも「今年一番」の声

9/4(火) 18:30配信

cinemacafe.net

第90回アカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされた、ジアド・ドゥエイリ監督作『判決、ふたつの希望』が現在公開中。8月31日に日本公開したばかりの本作だが、すでに都内で満席の大ヒットを記録し、公開劇場は全国わずか4館だったが、現状、50館で拡大上映が決定し、大きな賑わいを見せている。

【画像】『判決、ふたつの希望』ポスタービジュアル



◆世界中の映画ファンが絶賛! 監督自身の実体験を基にした映画
クエンティン・タランティーノ監督のアシスタント・カメラマンという経歴を持つドゥエイリ監督が手掛ける本作は、ふたりの男性の間に起きた些細な口論が、ある侮辱的な言動をきっかけに裁判沙汰となり、国家を揺るがす騒乱にまで発展する――というストーリー。監督自身の“実体験”を基に作り上げた物語だ。


本作は宗派や信条の違いを超え、レバノン国内で爆発的な大ヒットを記録。第90回アカデミー賞では、レバノン史上初となる外国語映画賞ノミネートの快挙を成し遂げ、さらに第74回ヴェネチア国際映画祭では、主演俳優のひとり、カメル・エル=バシャが最優秀男優賞を受賞。米有名映画レビューサイトロッテン・トマトでは満足度90%の高評価を獲得(※6月14日時点)と、世界中の映画ファンから圧倒的な支持を集める話題作となっている。


◆日本でも好スタート! 都内で満席も続々
先月末に日本公開を迎えた本作。公開週末がサービスディに重なったこともあり、メイン館であるTOHOシネマズシャンテでは、早朝に1回上映回を増やす対応をとったが、それを含む計5回が早くから完売し、東京・大阪2館の土日で計9回の完売が続出。

またオープニング成績は、土日2日間(全国4館)では、動員数:3,036人、興行収入:3,589,700円。公開3日間では動員数:3,864人、興行収入:4,627,600円を記録した。

◆女性からも支持! 満足度1位にも
上映後の満足度も非常に高く、Twitterでは「静かな良作」「あまりにも傑作すぎて震えてる…」「笑えて泣けて考えさせられる作品だった」「まさに希望を持てるのでこれは傑作」「素敵な映画だった」「今年のベスト級!」「今年一番」と高評価。

また、国内最大規模の映画レビューサイト「coco」では、映画レビュアー満足度は100%、ポジティブ(好評価)指数96%と高い数値を示し、「coco」ユーザーも「ドラマティックな要素も盛り込まれた良作」「譲り合いや助け合いについて学ぶ傑作」「いまに訴えるものがある」と絶賛する声が多数寄せられている。

宗教や民族などが深く関わる本作とあって、すでに本作を観賞した人たちからは「パレスチナ人とレバノンの関係を少し勉強して行った方が楽しめるかも」と、予備知識を入れてみた方が良いという投稿や、「パレスチナ問題ってこういう一面もあるのか。あまり報道されないので、知る機会を得た」と、改めて他国の情勢に触れる機会も作った本作。

“法廷もの”ながら、鑑賞者の男女比は半々と意外にも女性客の動員も多く、内、年齢層は高めではあるものの20代からシニアまで幅広い。また単独、夫婦、友人同士、団体など形態が多様なのも特徴的で、女性からも支持されるのは、そんなドラマとしての評価の高さがしっかり伝わっていたからなのかもしれない。

◆ラストに待つのは感動…?
一方、複雑で難しいばかりかと思えば、「笑えて泣けて考えさせられる作品」「社会派作品だけど重すぎずテンポもいいから暗い気分にはならなかった」「歴史的な重いテーマを扱いながらエンタメとしても面白い」「俳優さんたちもすごいよかった…」といった投稿も。

また、「政治的に描くだけでなくエンタメ映画としてパッケージした手腕が最高。最後は清々しさまで感じるラストは天才かよ、と。オススメ!」「こんなラストだったらいいのになあという所に上手い事着地するので気持ちいい」と、特にラストシーンを絶賛する声が多く寄せられ、観終わった後も反芻したくなる人が続出している。

わずか全国4館スタートから、拡大上映も決定した本作。『タクシー運転手 約束は海を越えて』や『カメラを止めるな!』などと同様、良質な口コミが今後もより幅広い映画ファンに拡がっていくだろう。

『判決、ふたつの希望』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。

最終更新:9/4(火) 18:30
cinemacafe.net

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