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藤井七段の年内タイトル獲得消滅 菅井王位が今後も大きな壁になるか

9/4(火) 16:45配信

東スポWeb

 将棋の藤井聡太七段(16)が3日、大阪市の関西将棋会館で行われた第44期棋王戦本戦トーナメント2回戦で、菅井竜也王位(26)と対戦。133手で敗れ、3回戦進出を逃した。これにより、藤井七段の年内のタイトル獲得の可能性はなくなった。

 藤井七段は若手トップの実力者・菅井王位とは昨年8月4日の王将戦1次予選決勝で一度対戦。この時は完敗を喫し、相手に実力を見せつけられた。当時の四段からわずか1年で七段に昇段して迎えた今回は驚異の成長ぶりを見せることができるのか、注目されたが、菅井王位の壁は厚かった。

 序盤は藤井七段ペースだった。藤井七段らしい積極的な攻めが決まりかけたかに見えた。しかし、菅井王位の冷静な受けとテンポの良い速い指し回しに、迷いが生じたのか、中盤以降は藤井七段の長考が目立ち、終盤の入り口では残り時間で2時間もの大差がついた。

「悪い手が出て一気に苦しくなった。総合的に力不足でした」と藤井七段は悔しさをにじませた。

 菅井王位はおとなしそうな外見とは裏腹に「藤井君より自分の方が強いということを知ってもらいたい」と公言した強気な一面もある。自らにプレッシャーをかけ、それを実現してしまう有言実行タイプの若手棋士だ。

 菅井王位は昨年の王位戦で羽生善治竜王(47)を破って初タイトルを獲得、さらなる飛躍が期待されている若手棋士の一人。勝利した後も「(棋王戦について)もう少し、結果を出さないといけない。頑張りたい」と話した。

 今後も初タイトル獲得を阻止する壁として、藤井七段の前に立ちふさがるに違いない。

最終更新:9/4(火) 16:48
東スポWeb

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