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鹿島FW鈴木優磨「確実に負けた」広島戦を越えて。迎える川崎F戦への決意

9/4(火) 17:32配信

GOAL

レベルの違いを見せつけられた

5日、YBCルヴァンカップ準々決勝第1戦が開催され、鹿島アントラーズはホームに川崎フロンターレを迎える。1日の明治安田生命J1第25節・サンフレッチェ広島戦(1-3)から中3日での一戦となる。

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鹿島アントラーズは8月28日にAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦・天津権健戦(2-0)をホームで戦い中3日、アウェイでのJ1第25節・広島戦を1-3で敗れた。9番を背負う生え抜きのFW鈴木優磨は広島戦敗戦後、相手エース・パトリックの決定力に脱帽した。迎えるルヴァンカップ準々決勝第1戦。ACLと同じくホーム&アウェイの2試合で勝ち抜けが決まる。トーナメントで何より必要なのは、試合を決めるエースのゴールだ。

「今日はパトリック選手にレベルの違いを見せ付けられました。俺は点を取れなくて、パトリック選手は決めた。勝たせられる選手としての比較で、完敗だったと個人的に感じています…」

チームバスへ続く細い通路がミックスゾーンとして設けられた、アウェイのスタジアム。サンフレッチェ広島に屈辱的な惨敗を喫し、選手たちは険しい表情で足早に歩を進めていく。金髪のゴールハンターもそうだった。だが、広島まで駆け付けた番記者たちを視界に捉えると、その歩みは速度を緩めることとなる。

「“確実に負けた”というのは、最近ではあまり感じなくなってきているんですけど…」

突き付けられた現在地と屈辱の思いを己に言い聞かせるように、鈴木優磨は言葉を並べ始めた。

「ただでさえ巧い相手に球際のところで負けていたから。これを毎週続けている広島は、首位のチームなんだなって。ものすごく、差を感じました」

敗戦の後は言葉少なにスタジアムを立ち去る22歳だが、この夜は違った。心の底から悔しくて、不甲斐なくて――。リーグテーブルとゴールランキングの頂をひた走る面々への敬意は、単なる賛辞とは似て非なるものだ。その眼光は鋭く、視線が下を向くことはなかった。「差を感じた」という屈辱的な言葉をあえて刻んで残すことで、己を突き動かす燃料にしなければ――。そんな義務感にかき立てられているようにも見えた。

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最終更新:9/4(火) 17:32
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