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自殺防止へブルーリボン 北上 市職員が身に着け啓発【岩手】

9/4(火) 16:28配信

岩手日日新聞社

 県自殺防止月間の9月に合わせ、北上市では職員が「市こころの健康づくり事業」の象徴のブルーリボンを着用している。市役所各庁舎にはブルーリボンツリーも設置し、市民に心の健康に関心を持つ大切さを呼び掛けている。

 同市の自殺者数はリーマン・ショック後の2010年の39人をピークに減少傾向にあり、ここ数年は20人前後で推移している。男性の数は女性の約2倍に上り、男性は働き盛り、女性は高齢期に多い状況となっている。

 ブルーリボンは、市こころの健康づくり事業のシンボルで、市民の相談に対応することが多い市職員などの関係者に着用を呼び掛けている。リボンツリーは市役所本庁舎と江釣子、和賀庁舎、中央図書館に展示。相談窓口や関係機関の連絡先を記したチラシ、リーフレットも添えている。

 メンタルヘルスチェック「こころの体温計」周知カードもJR北上駅や図書館などで配布中で、スマートフォンやパソコンでストレス度を簡単にチェックできる。

 市健康増進課は「日ごろから心の健康に関心を持ってもらうことが大切。ため息が増えたり、口数が少なくなったりなどいつもと様子が違うと感じたら話を聴いてあげてほしい。相談された人は専門機関につなぐなど、話した本人の心を軽くしてあげて」と話している。

 問い合わせは同課=0197(72)8298=へ。

最終更新:9/4(火) 16:28
岩手日日新聞社