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夏休み明けに多い子どもの自殺…“SOS”のサインを見逃さないで

9/4(火) 19:20配信

TOKYO FM+

速水健朗がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス・フライデー」。8月31日(金)放送の「WAKE UP NEWS」のコーナーでは、全国不登校新聞社、代表理事の奥地圭子さんに「夏休み明けに増える子どもの自殺」について伺いました。

2学期が近くなると増えると言われる子どもの自殺。内閣府が1972~2013年の18歳以下の自殺者数を日付別に集計した結果、夏休み明けが近づく8月20日以降は平均50人を超えており、最も多かったのは9月1日で131人。次いで9月2日の94人、8月31日の92人と続きます。

不登校やひきこもりの現状を伝える「不登校新聞」を発行している奥地さんは、夏休み明けに子どもの自殺数が増える現状について、「子どもたちは学校が楽しければ自殺はしない」と述べます。さらに「2学期が近づいてくる恐怖感や、子どもたちが抱く『学校に行かなければならない』という気持ちから解放されて楽になるには、『命を絶つしかない』と追い詰められる」と分析します。

親をはじめ、周りの大人がそういった子どもの気持ちに気づいてあげるべきですが「(学校に行くのがつらいと)素直に気持ちを言う子は少ない」と奥地さん。夏休みの宿題になかなか手をつけない、頭痛や腹痛を訴える、気分が極端に落ち込んでいたり、イライラしていたりするといったSOSのサインを察知してあげることが大切なのだそうです。

また「学校に行きたくない」と言う子どもに対しては、「まず気持ちに寄り添い、わかってあげようとする姿勢が大切」と奥地さんは言います。親はつい学校に行くことを強制してしまいがちですが、「まずはひと休みし、子どもの気持ちが楽になってから今後のことを話し合うべきだ」と述べていました。

(TOKYO FM「クロノス」2018年8月31日(金)放送より)

最終更新:9/4(火) 19:20
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