ここから本文です

保険解約を希望する電話も…朝日生命が体操クラブへの協賛打ち切り検討、“勧善懲悪”報道の問題は

9/4(火) 18:07配信

AbemaTIMES

 パワハラ問題に揺れる、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長と塚原光男副会長が経営する朝日生命体操クラブに対し、朝日生命が第三者委員会の判断次第で協賛を打ち切る可能性を示した。

 朝日生命体操クラブは朝日生命が協賛し、塚原夫妻が経営する「塚原体操センター」に業務委託をしている。宮川紗江選手が塚原千恵子女子強化本部長からパワハラがあったと告発し、第三者委員会が設立。朝日生命は、社会貢献事業として体操事業の協賛を続けたいとしながらも、塚原氏によるパワハラが認定されれば協賛の取りやめも視野に検討しているという。宮川選手が記者会見を行って以降、朝日生命には抗議の電話が1~2割増えており、中には保険解約を希望する電話もあったという。

 パワハラ問題などを巡っては今年、レスリング、アメリカンフットボール、ボクシングなどスポーツ団体が多く取り沙汰されている。BuzzFeed Japan記者の神庭亮介氏は「こうした構図は氷山の一角だと思う」とする一方で、マスコミの報道に言及。「“勧善懲悪”の図式というか、塚原氏と宮川選手との関係で、塚原氏を“悪の象徴”として描きがちな部分がある。それによって、コーチによる暴力問題が後退してしまうのではないか。絶対的な“善”と“悪”の対立ということではないはずなので、きめ細かく見ていかなければいけない」との見方を示す。

 また、ネットには「またかよ」「飽きた」「新キャラはよ」といった反応があることを指摘。「体育会の不祥事に対する『飽きた』、メディアで“勧善懲悪”図式での報道が続いていることへの『またかよ』、キャラの立った悪役に出て来てもらってとにかく批判するために『新キャラ出して』。そういう話に回収されていくと問題の本質の解決にならないので、パワハラと暴力問題は切り分けて論じていくべきだと思う。わかっていないことも多いので、事実認定されている部分を確認して冷静に判断することが大事」と述べた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

最終更新:9/4(火) 18:07
AbemaTIMES