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台風21号 速度アップ 接近とともに急速に風雨強まる

9/4(火) 17:22配信

ウェザーマップ

 強い台風21号の影響で、近畿を中心に記録的な暴風や高潮となっているほか、西日本太平洋側と東海では、猛烈なしけとなっている。西日本から北日本では、暴風、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高潮による浸水に厳重な警戒が必要だ。
 強い台風21号は、4日午後4時には福井市の西およそ30キロの海上にあり、1時間に65キロの速さで北北東へ進んでいる。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は50メートル。台風はこの後も、スピードを速めながら北北東に進み、4日夕方から夜のはじめ頃に強い勢力で能登半島付近を通り、5日(水)朝にかけて北日本日本海側沿岸を北上する見込み。5日朝には、日本海北部で温帯低気圧に変わる見通しとなっている。台風が速度を上げながら北上するため、台風の接近とともに雨や風が急速に強まるおそれがある。

暴風・高波

 近畿や東海で猛烈な風が吹き、記録的な暴風となった所がある。また、北陸も台風の暴風域に入り、非常に激しい風や猛烈な風が吹いている。近畿と東海の海上は猛烈なしけとなっており、東日本と西日本太平洋側の海上は広く大しけとなっているが、台風の接近に伴い、東日本および北日本日本海側でも急速に風が強まり、5日未明にかけて猛烈な風が吹く所がある見込み。台風は5日朝には日本海北部で温帯低気圧に変わる見通しだが、温帯低気圧の性質を帯びる過程では強風域が拡がるため、中心から離れた地域でも暴風や強風に警戒・注意が必要だ。
 西日本から東北太平洋側、北陸と北日本日本海側の海上は、5日にかけて大しけとなり、近畿の太平洋側や東海の海上は、4日夜のはじめ頃にかけて猛烈なしけとなる見通し。暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒が必要だ。交通障害、停電、果実の落下などの農作物の被害、農業施設の被害にも警戒が必要となる。

大雨

 台風本体の雨雲が近畿から東日本にかかり、近畿、東海では猛烈な雨の降っている所がある。4日は局地的に猛烈な雨が降り、大雨となる見込み。5日にかけては、台風の北上に伴って流れ込む暖かく湿った空気の影響で、西日本から北日本では大気の状態が非常に不安定となり、台風が通過した後も、雷を伴い非常に激しい雨が降るおそれがある。 
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

高潮

 台風の接近に伴い、瀬戸内海、東海や北陸で潮位が高くなっている。特に、近畿では過去最高潮位を超える記録的な高潮となった所がある。今後は、北陸の海岸や河口付近では高潮による浸水に警戒が必要だ。

最終更新:9/4(火) 17:31
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