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大谷、復活マウンド49球 本紙特派員がみた「明」「暗」

9/4(火) 9:38配信

岩手日報

 【米ヒューストンで本紙特派員・斎藤孟】大谷翔平(花巻東高)の復帰登板は「明」と「暗」が入り交じった。

 「明」は初回から、大谷らしい160キロに迫る力強い直球を投げ込めたこと。約3カ月ぶりのメジャーのマウンドで、初球は97マイル(約156キロ)の直球。先頭打者に右前打を許したが、続くアルテューベ、ブレグマンは仕留めた。

 同学年の4番コレアに四球を与え、2死一、二塁となるとギアが自然と上がった。ホワイトの2球目にこの日最速の99・3マイル(約160キロ)をマーク。直球で押し、最後はスライダーで見逃し三振を奪った。

 ボールとなった球も抜け球というより、低めへわずかに外れた球で、力強い投球だった。本人も「そんなに力を入れるつもりはなかったが、人が入って上の舞台で投げると勝手に出力が上がった。それなりにいいボールもあったんじゃないか」と手応えをつかんだ。

 一方、「暗」は思わぬアクシデント。二回、ゴンザレスの打球が大谷の右上を抜けそうになり「取れる感じだったので、手が出てしまった」。結果、三塁ゴロにはなったが、右手薬指の付け根に当たった。一つのアウトを必死に取りにいく本能と、ずば抜けた身体能力ゆえの出来事だった。(4日紙面で詳報、一問一答)

最終更新:9/4(火) 15:36
岩手日報