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パーソナルデータの統合・管理で新会社設立、サービス基盤構築へ(電通テック)

9/5(水) 8:00配信

ScanNetSecurity

株式会社電通テックは9月3日、生活者主導で安全な個人情報管理・運用を実現する新会社「株式会社マイデータ・インテリジェンス」を設立したと発表した。資本金は2.5億円で、電通テックが100%出資。現 電通テック執行役員の石井尚二氏が代表取締役社長を務める。設立目的は、生活者に関わるあらゆる個人情報「パーソナルデータ」(PD)をひとつのIDで統合・管理し、生活者・企業双方にとって有益なマーケティング支援サービスを提供することとしている。

電通テックは、企業から業務委託を受け、プロモーションやオウンドメディア等の運用を通して応募者や参加者等のPDを多数取り扱っている。これにより培った管理運用ノウハウをベースに、生活者と企業をPDでつなぐ新たなサービス基盤をマイデータ・インテリジェンス社において構築する。生活者にとっては、PDを個人主導で一元管理・提供し、企業からより多くのベネフィットを享受することが可能にとなる。

システムの開発には、FinTechなどの領域で実績を持つ株式会社電通国際情報サービス(ISID)に委託し、AI inside株式会社の個人情報を分離匿名化する特許技術を活用したPDSソリューションを取り入れるなど、安全性の高いプラットフォームを構築したという。11月以降には、企業キャンペーンやSNSプロモーション、サンプリング等に活用できる各種サービスを用意し、PDを介した生活者と企業のエンゲージメントの強化を支援する。将来的には、生活者が許諾したデータを必要な分のみ提供する「マイデータ・バンク」として機能することを視野に、来春から大規模な実証実験を行うとしている。

(吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa ))

最終更新:9/5(水) 8:00
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