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パトカーかと思ったら…『群馬県民』カー! 自動車大の学生が制作、実は板金塗装の教材 誕生の経緯を聞く

9/10(月) 7:00配信

withnews

 白と黒のツートンカラーに塗装されたパトカーのような車。側面にプリントされた文字は「群馬県警 POLICE」かと思いきや、「群馬県民 PEOPLE」となっています。ネット上で注目を集めているこの車、実は太田自動車大学校(群馬県太田市)の学生たちが作った教材車です。制作の経緯を取材しました。

【画像】「群馬県民カー」をいろんな角度から。側面の県警が「県民」に、POLICEが「PEOPLE」に

学生14人が制作

 今年4月、太田自動車大学校に新設された「自動車車体整備学科」。3年間で二級整備士資格と車体整備士資格取得を目指すコースで、現在14人が在籍しています。

 その学生たちが制作したのが、ツイッターを中心に話題になっている「群馬県民カー」です。

 トヨタのヴィッツをベースに、白と黒のツートンカラー塗装。パトカーのような見た目ですが赤色灯はついておらず、側面の文字は「群馬県民 PEOPLE」となっています。

 この車両に対して、ネット上では「絶対に煽られない」「センスがあふれてる」「元は警察車両?」といったコメントが寄せられています。

担任に聞きました

 「この車両は、授業の中で学生が制作した教材車の第1号なんです」。そう話すのは、自動車車体整備学科の担任・武正直樹さんです。

 板金塗装を学ぶための教材で、あえてへこませて板金したり、塗装したりといった用途に使われています。

 学生が自ら考えることを大切にしているという太田自動車大学校。パトカー風の塗装や「群馬県民 PEOPLE」の文字は、学生たちが決めたそうです。

 「本物のパトカーの資料などを見ながら、『県警を県民にしよう』『それじゃPOLICEはPEOPLEに』といった感じで話が進んで、OKを出しました」

校内の見回り用?

 本来ならば、再び教材として再塗装する予定たった群馬県民カー。

 8月下旬にあった学園祭で展示したところ好評で、ネット上でも話題になったこともあり、そのまま残すことになりました。

 車両登録していないこともあり、校内の見回りなどでの使用を検討しているそうです。

 話題になったことについて、武正さんはこう話します。

 「記念すべき教材車の第1号が話題になり、たいへん驚いています。即戦力の育成を念頭に指導してきましたが、個性も伸びて成長につながったのであればうれしいです。また注目を集められるようがんばります」

最終更新:9/10(月) 7:38
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