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アメリカで人気爆発“電動キックスケーター”で≪中国≫が儲かる理由

9/5(水) 21:26配信

FNN PRIME

セグウェイを追い抜く「電動キックスケーター」

ホワイトハウス前を勢いよく滑走する「キックスケーター」。
観光ツアー用のセグウェイを“すまし顔”でスイスイと追い抜き、あっという間に走り去る。ここ最近、アメリカの首都ワシントンで頻繁にみられる姿だ。

【画像】渋滞すり抜けスイスイ!電動キックスケーターに乗る筆者

正体は「電動キックスケーター」。
日本でも人気となったキックスケーターに電動式のモーターが取り付けられた、新たな乗り物だ。
最高速度は30キロにも及ぶ。このシェアリングサービスが、アメリカの大都市で急速に拡大しているのだ。

基本料金は1ドルで、その後1分につき15セントが加算される。GPSが搭載されているためアプリで位置を確認し、QRコードで開錠。利用後は「乗り捨て」が自由にできる。

なぜ「電動キックスケーター」が急拡大?

アメリカでの乗り物のシェアリングサービスは、バラエティ豊かだ。日本に比べ公共交通機関の便が悪く、個人所有の自転車は盗難にあう可能性が高いためだ。

例えば、多くのアメリカ人が通勤に「乗合い」のウーバーを利用する。目的地が同じ方向の利用者と乗合いとなるため値段が手ごろで、時間帯や混雑状況によっても異なるものの、市街地で利用すれば3キロ程の距離で5ドルを下回る。

自転車のシェアリングサービスも充実している。ワシントンの街中にはいたるところに「ドック」と呼ばれる駐輪場があり、アプリで簡単に利用可能。年額85ドルで財布にも優しい。

これだけ発達しているのに、なぜ新たなツールが急拡大しているのか?背景には、都市部での渋滞悪化がある。

そこで私も、この「電動キックスケーター」を試してみた。
私が住む首都ワシントンでは、通勤時にバスを利用すると3キロ進むのに40分かかることもある。
しかし、これを利用したところ、わすか10分ほどで目的地に着くことができた。自転車のように、最寄りのドックを探す必要もない。
利用者層が若者から年配のビジネスマンまで幅広いのも、頷ける。利用者はその魅力をこのように語る。

「街中で10分ほどの短い距離を移動するにはとても便利。タクシーより安く、どこにでも行ける。渋滞解消の良い解決策だ」

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最終更新:9/5(水) 21:26
FNN PRIME