ここから本文です

残った仲間と オセロで笑顔 帯広農業高校の寮生

9/7(金) 15:30配信

十勝毎日新聞 電子版

 大規模な停電が続いたまま夜を迎えた6日夜、道立帯広農業高校(帯広市、二木浩志校長)の寮で生活する寮生らは電気がつかない中で一晩を過ごした。

 同校は敷地内に育成寮と青雲寮、女子寮があり、合わせて171人の生徒が暮らしている。寮務部は同日夜、「できる限り生徒をサポートしたいが、なるべく親元に帰してあげたい」と帯広市内や音更町などから入寮している生徒を実家に帰したが、寮には約50人が残った。同日夜と翌朝の食事は寮に入る業者が用意した。

 1年生が生活する育成寮では、寮に残った生徒たちが娯楽室に集まり、ランタンを囲んだ。酪農科学科1年の生徒は「何が起きたか分からなかったが、スマホや先生から情報が入ると安心できた」「今はみんなで一緒にいるから気分も落ち着く」と笑みをこぼした。同校は7日午前10時現在、停電が続いている。