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【特派員イチオシ旅】ベトナムの女性たちは「FB映え」 アオザイ着てポーズ、国花のハス池が自撮り天国に

9/15(土) 7:00配信

withnews

 世界のあちこちに住み、出張取材も多い朝日新聞の特派員が、おすすめの旅行先を写真でご紹介します。今回はベトナムの首都ハノイから、鈴木暁子記者がハス池をご案内。ベトナムを代表する花と言えばハスで、市民にたいへん親しまれているんですが、どうも親しみ方がSNS映えの方に傾いているようです。(朝日新聞国際報道部)

【写真特集】アオザイを着て、狙うは「FB映え」 ベトナムのハス池、花より自撮りに熱中する女性たち

ハスはベトナムの国花

 「ベトナムの首都ハノイでは、旧市街のウナギの寝床のようなどこまでも続く路地に入ってみるとか(不法侵入にならない程度に)、線路沿いのカフェに行ってみるとか、いろいろやってみていただきたいことはあるのですが、夏の時期のお楽しみをご紹介します」

 「ハノイのノイバイ国際空港から市街に向かい、ニャッタン橋を通ってしばらく行くと、車で15分ほどで市内最大の西湖(ホータイ)に着きます。このあたりには、6月にもなるとハスが咲くハス池があちこちにあります」

 「ハスはベトナムの国花で、ベトナム航空の機体の模様にもなっています。笠をかぶって自転車で花を売り歩く売り子の女性も、5月終わりからハスの花束を売り始め、『あっ、ハスの季節がきたなー』という、四季のあるハノイならではの楽しみの一つでもあります」

ベトナムは自撮り大国だった

 「さて、6月のハス池で何が起こるかというと、ベトナム人のみなさん、花をめでにくるのではなく、自撮りをしに来ます。人口約9400万人のベトナムはフェイスブックユーザー6400万人とも報じられており、自撮り大好き国民です」

 「FBを見ると、えっ、この人こんなきれいだったっけ…まあいいか!という写真が続々とアップされており、その意欲に驚くばかり」

 「入場料300円ぐらいを払って小さなハス池に入ると、民族衣装のアオザイの有料レンタルや、ヘアメーク担当の女性もスタンバイしています。着替えたらハス池に入り、寝転がったりセクシーポーズをとったり、かわいい写真をたくさん撮って、FBにあげて完了!という感じです」

有料レンタルのアオザイ

 「西湖周辺には人工お花畑もあるのですが、ここも自撮り用に作られたとみられ、年中、アオザイで着飾った女性や子どもたちが訪れています。ベトナムというと、白いアオザイを着た女学生のイメージがありますが、残念ながら日常ではほとんど白いアオザイを着ている人を見る機会はなく。アオザイはもはや自撮りする人たちの制服のようになっています」

 日本でも「インスタ映え」「SNS映え」ということばが定着して久しくなりました。事情はどこも変わらないようですね。

 ただ、セクシーさを強調する人がけっこういるというのは、なんだか意外な気もします。

最終更新:9/15(土) 7:00
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