ここから本文です

900万円のタイムアタック専用パーツを装着したGT-R NISMOは足回りがキモ

9/8(土) 21:02配信

carview!

専用パーツ装着のGT-R NISMOとノート e-POWER NISMOに試乗

自動車メーカー直系のチューニングブランドである無限、TRD、STI、ニスモの四社が、メディア向けに合同で開催している「ワークスチューニンググループ合同試乗会」。今年も群馬サイクルスポーツセンターで開かれ、各社渾身のデモカーが用意された。ベース車の性能は、果たしてワークス流チューニングによってどこまで高められているのか? 第二弾はニスモをレポート。

【GT-R NISMOとノート e-POWER NISMOの写真を見る】

ニスモの試乗車は、NISMO Nアタックパッケージ Aキットを装着したGT-R NISMOとノート e-POWER NISMOの2台。かたや当代きってのハイパフォーマンス・スポーツに、かたや大人気の電動コンパクトと、クルマ趣味の二極化を象徴するような取り合わせとなった。

NISMO Nアタックパッケージ Aキット装着のGT-R NISMO

まず、ニスモはR35型GT-Rのチューニングに関しては、新車保証の適用が効く現行モデル向けと、それ以前のモデル向けとで、それぞれに適したプランを二本立てで展開中だ。昨年の合同試乗会では08年モデルをベースに、スーパーGTの空力エンジニアが設計したエアロを装着し、初期型の走りをニスモ流にリフレッシュ&ブラッシュアップするチューニングを訴求していた。

今年は一転して現行のGT-R NISMOをベースに、2013年にニュルブルクリンクで量産車世界最速ラップの7分08秒679を打ち立てた、タイムアタック専用パーツをパッケージ装着。いわゆる17MY以降に適応する「NISMO Nアタックパッケージ」のハイパフォーマンスを、現行モデルでスポーツ走行に打ち込むユーザーに向けてアピールしてきた。

希望小売価格が900万円(税抜き)というパッケージの内容は多岐にわたり、専用のOHLINS製サスペンションや前後LSD、フロントブレーキパッド、カーボン製インタークーラーパイピングのほか、ドライカーボン製のリヤウイングなどの空力デバイスも採用。リヤシートをデリートしてカーボン製リヤバルクヘッドを備え、約50kgの軽量化も実現している。また、試乗車には現在開発中のBBS製鍛造アルミホイールの試作品も装備されていた。

試乗会にはニスモのアンバサダーを務め、ニュル最速タイムを打ち立てた張本人でもある、レーシングドライバーのミハエル・クルムさんも参加。素人では決して引き出しきれないGT-Rの限界性能の一端を、同乗走行によって体感させてくれた。

クルムさん曰く、「NISMO Nアタックパッケージ」はダウンフォースと軽量化の効果も大きいのだが、特に開発にコストがかかっているのはサスペンションとのこと。もともと17MYからコーナー入口が速くなったというGT-Rの回頭性をさらに高めることに成功し、バンピーなニュルの路面でも自信を持って踏んでいける安定性が実現されていると教えてくれた。

1/2ページ

最終更新:9/8(土) 21:02
carview!