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猫の島に観光客が集うカフェを 熊本大院生ら来春オープンめざす

9/9(日) 15:01配信

sippo

 熊本県の上天草市沖の有明海に浮かぶ湯島。「猫の島」として知られる離島にカフェをオープンし、島の活性化につなげようというプロジェクトを、熊本大大学院の学生らが進めている。インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)で支援を呼びかけ、「来年3月にオープンしたい」と意気込んでいる。

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 周囲約4キロの湯島は天草上島と長崎県の島原半島のほぼ中間に位置し、300人余りが暮らす。観光客は増えているが、観光客を受け入れる場所が不足しているとして、熊本大の田中智之教授と研究室の学生ら約20人が、湯島の魅力を発信する「ねころびカフェ」を開設しようと取り組んでいる。

 学生らは約5年前から湯島を訪れ、空き家を利用した地域活性化を模索してきた。研究活動の停滞期もあったが、昨年1月に莟(つぼみ)和宏さん(34)が地域おこし協力隊員として島で活動を始めたのをきっかけに再び活発化した。

 昨年8月には、住民の意識やニーズを把握しようと意見交換会を開催。有志らが島おこしのために設立した「湯島・夢の島づくり会」の青年部(高橋照光部長)とも話し合いを重ねる中で、「湯島の情報発信をできる観光拠点となるカフェ」をつくる構想が具体化した。

 昨秋から港近くの空き家を整備しようと動き出し、4月には簡易休憩所「まったり休憩所」がオープンした。これをさらにリノベーション(大規模改修)して本格的にカフェを開設し運営しようと、CFで資金を募ることにした。

 カフェは島民がふらっと立ち寄っておしゃべりや食事をしたり、観光客向けに土産品を販売したりする役割も担う予定だ。

 熊本大大学院生で前リーダーの古賀壮一朗さん(24)は「湯島の風景を楽しみ、ゆったりとした時間を過ごせる施設にしたい」と話している。

sippo(朝日新聞社)

最終更新:9/9(日) 15:01
sippo