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誰も教えてくれなかった「男の性教育」 アベマが切り込んだ理由 「普通に話していいんだ」空気作りたい

9/16(日) 7:00配信

withnews

 女性の問題を正面から取り上げ、「男子禁制」とうたうインターネットテレビ局Abema(アベマ)TVの番組「Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~」が8月、初めて男性出演者を招いた番組を作りました。テーマは「オトコの性教育」。男性の芸人や俳優らがこれまで誰にも聞けなかったという悩みも吐露し、泌尿器科医と助産師を交えて話し合いました。収録の様子を取材し、プロデューサーに企画の狙いを聞きました。(朝日新聞文化くらし報道部記者・山本奈朱香)

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「コーラで洗うと妊娠しない、信じてた」

 番組冒頭、司会のSHELLY(シェリー)さんから「学校で性の知識を習った記憶はありますか?」と質問された男性たちは「小学校の時、女子が体育館で集められたけど、男子はサッカーをしてた」「間違ったことも含めて友達や先輩から聞いた」などと話し、「習った」という人はいませんでした。

 大人になってからウソだと気づいた情報として、芸人コンビ「ストレッチーズ」の福島敏貴さん(26)が「避妊せずに(セックスを)した時に女性器をコーラで洗うと妊娠しないと聞いて、ずっと信じてた」と言うと、うなずく男性陣。男性には「あるある」の話だそうです。

 テレビ局のアシスタントディレクター、今泉翔太さん(30)は「(女性の)顔に射精していいもんだと思ってた」と打ち明けました。

初めて精液を見て「大パニック」

 マスターベーションの仕方が分からなかった、自慰行為をしすぎると死ぬ「テクノブレイク」といううわさ話を聞いて不安だった……、といったことも話題に。

 小中高校生に性教育の授業をしている助産師の桜井裕子さん(54)によると、「彼女が潮を吹きませんが……」という悩みを相談する男の子も多いそうです。番組内で桜井さんが「(潮吹きは)AVでの演出です」というと、「え、そうなんですか」との声があがりました。

 成長段階に応じた知識を身につけられていないため、1人で悩む男性の姿も伝わってきました。「ストレッチーズ」の高木貫太さん(27)が「(初めて自分の精液を見た時に)大パニックになった」と振り返ると、助産師の桜井さんは深くうなずきます。

 性教育の授業をした小学5年生の男の子から「ちんこのガンだと思ってた。白いウミが出るから、もうすぐ死ぬんだと思ってた」と言われたことがあるそうです。

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最終更新:9/16(日) 7:00
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